米国の金利引き上げ懸念が再び浮上し、8月最後の営業日である31日にKOSPI指数が下落して始まった。外国人と機関が寄り付きからそろって売り越し、大型半導体株をはじめとする大型株が概ね下落している。
KOSPI指数は前営業日比175.30ポイント(2.58%)安の6613.58で取引を開始した。寄り付き直後に下げ幅が3%台へ拡大し、指数は6500台まで下落する場面もあった。
有価証券市場では外国人と機関は売り優位だが、個人は買い越している。寄り付きからその他法人が買い越しており、サムスン電子とSKハイニックスの自己株式買い入れの数量と推定される。その他法人資金が流入し、指数の下げ幅がやや縮小している。
先週末の米国株式市場は一斉に下落した。ケビン・ウォッシュ米連邦準備制度理事会議長のタカ派的(金融引き締めを好む)発言で国債利回りが上昇し、ハイテク株が概ね軟調となった。とりわけ好決算発表直後に急騰していたエヌビディアが4.5%超下落した。
ウォッシュ議長は28日、世界の中央銀行総裁が集まるジャクソンホール・ミーティングに出席し「最近発表された物価指数は良好だったが、基調的なインフレ鈍化を説明するには不十分だ」と評価し、追加引き締めの可能性を示唆した。
ウォッシュ議長の発言後、米国債利回りは短期債を中心に上昇した。当初は米連邦準備制度理事会が9月の連邦公開市場委員会で金利を据え置くとの見方が多かったが、利上げ観測が優勢となった。米国債利回りの上昇が韓国の株式市場にも負担として作用している。
ただし有価証券市場ではKB金融グループ(105560)などの銀行株とLGエナジーソリューション(373220)などのバッテリー株がやや健闘している.
KOSDAQ市場も下落基調だ。KOSDAQ指数は2%安で寄り付き、820台で取引を開始したものの、寄り付き直後に下げ幅が3%台へ拡大し、810台へとさらに押し下げられた。バイオと半導体の素材・部品・装置銘柄の大半が大幅に下落している。KOSDAQの大型株のうちCLASSYSやOnconic Therapeutics(476060)など一部銘柄のみ小幅に上昇している。
外国人と機関がKOSDAQ市場でも売り越す一方、個人が買い越している。これといった需給主体もなく、KOSDAQ指数の下げ幅がより大きい様相だ.