米国の利上げ懸念で急落して始まったKOSPI指数は上昇で引けた。サムスン電子とSKハイニックスが株主還元に活用するため自己株式の取得に動き、株式市場全般で投資心理を刺激した格好だ。
31日KOSPI指数は前営業日比31.14ポイント(0.46%)高の6820.02で取引を終えた。KOSPI指数は175.30ポイント(2.58%)安の6613.58で取引を開始し、序盤に下げ幅が3%台へ拡大して6500台を割り込む場面もあった。ところがその他法人から大規模な買いが流入し、指数は下げ幅を縮小して反発に成功した。
有価証券市場では外国人と機関はもちろん個人も純売りだった。外国人は4000億ウォン超を純売りし、機関は9000億ウォンの売り越しだった。個人は2000億ウォンの純売りだった。一方でその他法人は1兆5000億ウォンの純買いだった。
序盤に3〜4%超下落していたサムスン電子とSKハイニックスはいずれも1%超上昇し、時価総額上位銘柄の大半が上昇で引けた。外国人資金が流入したLGエレクトロニクス(066570)が7%超上昇し、SKオンが米国で大規模契約を締結したとの報でSKイノベーション(096770)も急騰した。
この日相場が下落して始まったのは、米国債利回りの上昇により週末の米国株式市場が一斉に下落した影響である。ケビン・ウォッシュ米連邦準備制度議長は28日、米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれたシンポジウムで利上げの可能性を示唆した。
ウォッシュ議長の発言が出た後、米国債利回りは短期債を中心に上昇した。当初多くの市場関係者は米連邦準備制度理事会(FRB)が9月の連邦公開市場委員会で金利を据え置くと予想していたが、ジャクソンホール会合以降は利上げ観測が優勢となった。
米利上げ懸念が韓国の株式市場にも重荷となったが、その他法人の資金流入が相場の雰囲気を反転させた。外国人が取引時間中に有価証券市場で1兆ウォン近く純売りする場面もあったが、取引時間中の純売り規模は縮小した。
KOSDAQ市場は弱含みで引けたが、指数の下げ幅は取引時間中に大きく縮小した。KOSDAQ指数は4.12ポイント(0.49%)安の834.29で取引を終えた。序盤に急落して800台まで押し込まれる場面もあったが、小幅安での引けとなった。
バイオ関連は総じて下落したが、二次電池関連は堅調だった。EcoPro(086520)とEcoPro BMが上昇した。