S-Oil(010950)(S-Oil)が精製マージンの強さと下半期の業績改善見通しを受け、寄り付き直後に8%近く上昇している。
28日午前9時34分時点でS-Oilは有価証券市場で前営業日比1万900ウォン(7.97%)高の14万7600ウォンで取引されている。
中東とロシアの石油製品供給の混乱で高水準の精製マージンが続くなか、サウジアラビア産原油の公式販売価格(OSP)下落が重なり、業績が改善するとの証券街の見方が影響したとみられる。
ファン・ギュウォンYuanta Securities Korea研究員はこの日、S-Oilの目標株価を従来の17万5000ウォンから20万5000ウォンに引き上げ、投資判断「買い」を維持した。今年の営業利益は5兆2000億ウォン、このうち下半期の営業利益は3兆ウォンに達すると見通した。
ファン研究員は「2〜3四半期のS-Oilの複合精製マージンはバレル当たり41ドルを上回り、米国の代表的製油会社であるバレロの39ドルより高い水準だ」と述べ、「OSPがバレル当たり1ドル下落するたびに年間営業利益は約3000億ウォン増加し得る」と分析した。
新韓投資証券もS-Oilの目標株価を20万ウォンへと11%引き上げた。イ・ジンミョン新韓投資証券研究員は、戦争の緩和後に原油価格と精製マージンが短期的な調整を受ける可能性はあるものの、精製設備の復旧と製品在庫の積み増しには時間を要するため、高い精製マージンが続くと展望した。
同研究員は「S-Oilはアラムコ系の安定的な原油調達競争力とサウジのOSP下落効果を同時に享受でき、恩恵が最も直接的だ」とし、「シャヒン・プロジェクトが2027年初めに商業稼働へ入り、投資負担も和らぐことで、利益体質と株主還元拡大の余力が強化されるだろう」と述べた。