国民年金が今年上半期に27%台の基金運用収益率を記録したと28日明らかにした。基金積立金は1866兆ウォンと集計された。これは今年3月末(1526兆ウォン)と比べて340兆ウォン増えた数値である。
この日、国民年金公団基金運用本部は、今年6月末基準の国民年金基金積立金は1866兆ウォン、収益率は27.22%(金額加重収益率)と暫定集計されたと明らかにした。
先に今年3月末の国民年金基金積立金は約1526兆ウォンだったが、これと比べて340兆ウォンほど増加した。ただし6月末にKOSPI指数が9100台を超えるなど史上最高値を記録した後、7〜8月に24%超下落した分、現在の基金積立金はやや減少した状態であると推定される。
資産クラス別の収益率を見ると、国内株式107.37%、海外株式17.81%、国内債券−3.00%、海外債券9.22%、代替投資9.60%となった。
国民年金基金運用本部は「国内株式は中東戦争関連の不確実性が緩和されるなか、半導体中心の堅固な業績などで3桁の上昇を記録し、全体の収益率をけん引した」とし、「海外株式も人工知能(AI)投資サイクルの継続、ハイテク株中心の堅固な業績などで上昇した」と説明した。
国内債券と海外債券は米国連邦準備制度(Fed・連準)の政策金利据え置き、主要中央銀行の引き締め基調などで金利が上昇した影響を受けた。特に国内債券は金利上昇に伴う評価価値の下落で収益率が低下し、海外債券はウォン・ドル相場の上昇などでプラスの収益率を記録した。
キム・ソンジュ国民年金公団理事長は「上半期には内外の株式市場の良好な流れに支えられ、安定的な成果を収めることができた」と述べ、「下半期に入り高いボラティリティで収益率に一部変動があるが、依然として良好な成果を続けている」と語った。
続けて「今後も徹底したリスク管理と分散投資で長期的かつ安定的な収益を創出し、今年も高い成果を達成できるよう最善を尽くす」と明らかにした。
一方、代替投資資産の収益率は、利子・配当収益と為替変動に伴う外貨換算損益、入手可能時点の公正価値評価額を反映した数値だという説明である。