金融監督院が来月中旬にKB金融グループ(105560)持株회사とKB金融グループ・國民銀行に対する総合検査を実施する。今回の検査には消費者保護検査班を投入し、KB金融グループ・國民銀行の消費者保護規制の順守状況を綿密に点検する予定だ。

27日金融圏によると、金融監督院は最近KB金融グループ・國民銀行に対する事前検査を終え、来月中旬に本検査に着手することにした。事前検査は本検査に先立ち金融会社にあらかじめ資料要求などを行う事前作業の性格である。

ソウル汝矣島の金融監督院の様子。/News1

今回の検査には30余人の検査人員が投入されると伝わった。消費者保護検査班を別途投入し、高リスク商品の販売規模、過度な販促、苦情・紛争事例などをモニタリングし、金融消費者保護法・個人債務者保護法など関連法の順守状況も確認する。大手銀行の総合検査に消費者保護検査班が投入されるのは今回が初めてだ。

國民銀行の場合、銀行業界で香港H指数連動証券(ELS)の販売量が最も多かっただけに、高リスク商品の審査・販売・事後管理の全過程が主要な検査対象となる見通しだ。

金融監督院は今回の検査で、取締役会の独立性、最高経営者(CEO)選任の公正性・透明性、成果報酬運営の合理性向上などのための制度改善の推進および履行状況を点検する。あわせて「内部統制革新方案」の履行結果の点検および不備事項の補完指導、「コンプライアンス通報活性化方案」の運用実態も精査する。

このほか、不当貸出の予防に向けた与信業務プロセス改善方案の履行点検、人工知能(AI)など新技術の活用過程での法令違反の余地およびリスク要因も併せて検査することにした。

金融監督院はこれとは別に、國民銀行のブコピン銀行迂回支援問題に対する制裁の可否も検討中だ。金融監督院は2024年KB金融グループ・國民銀行の定期検査で、國民銀行がインドネシア子会社であるブコピン銀行の健全性指標の改善のために7000億ウォン規模の資金を迂回支援した事実を把握した。

金融監督院はこの過程で、子会社の不良が國民銀行へ波及するリスクが高まり、資金支援の意思決定も不十分だったと指摘した。金融監督院は現在、当該事案に対する法理検討を進めていると伝えられた。

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