韓国の電力機器関連銘柄が27日寄り付き後に一斉に堅調となっている。ドナルド・トランプ米大統領が国家電力網の安全保障を強化するため、一部の外国産電力装備の輸入・流入を禁じる大統領令に署名したとの報が伝わり、買い意欲を刺激したとみられる。
この日、有価証券市場で午前9時50分時点のサンイル電機(062040)は前営業日比1万7500ウォン(9.89%)高の19万4400ウォンで取引されている。
同時刻、HD現代エレクトリック(267260)は前日比6万8000ウォン(9.28%)高の80万1000ウォンを付けている。暁星重工業(298040)も17万4000ウォン(6.22%)高の297万1000ウォンで取引されている。LSエレクトリック(010120)は8000ウォン(3.97%)高の20万9500ウォン、タイハン電線は1250ウォン(4.43%)高の2万9450ウォンとなっている。
また、KBI Metal(6.12%)、LSエコエナジー(5.99%)、Iljin Electric(4.91%)、Gaon Cable(4.08%)、Seondo Electric(3.75%)、Cheil Electric(3.63%)、Semyung Electric Machinery(3.48%)、Daewon Cable(2.79%)、LS(2.56%)、Cheryong Electric(2.30%)、Cheryong Industrial(2.29%)、LSマリンソリューション(1.81%)など、電力インフラ・電線関連株全般に買いが集まっている。
電力機器関連株の上昇は、トランプ大統領が26日(現地時間)に署名した大統領令が事実上、中国製電力装備を狙い撃ちにした措置だとの評価が出るなか、北米市場へ輸出を続けてきた韓国の電力機器メーカーが反射利益を得るとの見方が織り込まれた結果とみられる。今回の大統領令には、高圧送電線、変電所、発電所などに導入される特定の輸入部品の購入・輸入・設置などを遮断する具体的内容が盛り込まれた。
ブルームバーグ通信など主要海外メディアによると、トランプ大統領は「先端製造業、データセンター、人工知能、国防生産の急速な成長により、豊富で安定的な電力への依存度が高まった」と述べ、「大容量電力システムへの攻撃が成功したり供給が中断された場合、その余波はさらに大きい」と語った。