Nvidiaの決算発表を翌日に控えた26日、寄り付きで伸び悩んだKOSPI指数は上昇して取引を終えた。大規模な株主還元策を発表した サムスン電子(005930) と SKハイニックス(000660) が自社株買いに動き、指数を押し上げたとみられる。
KOSPI指数は前営業日比65.47(0.97%)高の6808.21で引けた。弱含みの6727ポイントで始まった指数は午前中に方向感を探った後、午後に入ってその他法人の強い買いで上昇に転じた。
サムスン電子とSKハイニックスの自社株買いと推定されるその他法人の買い資金が強く流入した。その他法人は有価証券市場で1兆5980億ウォンの買い越しとなった。その他法人が20日から5営業日の間に買い越した規模は6兆9000億ウォンに達する。
一方、個人は2兆2000億ウォン、外国人は1161億ウォンの売り越しとなった。寄り付きで売り越しだった機関は取引時間中に買い越しへ転じ、7649億ウォンの買い越しとなった。
サムスン電子は1.75%高の26万ウォン台で、SKハイニックスは0.6%高の168万ウォン台で引けた。サムスン生命と サムスン物産(028260) などサムスン電子の持ち株価値関連株も上昇した。米ウェスティングハウスで持ち分取得の可能性が取り沙汰された KEPCO E&C(052690) と韓国電力の株価も上昇した。
マクロ環境も株式市場に追い風だった。米10年物国債利回りは小幅に低下して4.6%台、30年物は5.1%台まで下がった。8月5日以降で最も低い水準だ。米財務省がバイバック資金の調達に財務省一般勘定(TGA)を活用すると明らかにした影響とみられる。国際原油も地政学的緊張の和らぎで3%下落した。
ただし今夜の米個人消費支出物価指数(PCE)と明朝のNvidiaの決算発表を控え、警戒感は残っている。
イ・ギョンミン大信證券研究員は「原油安、地政学的リスクの緩和、政府の金利安定への意思などがリスク資産選好を回復させた」としつつも、「明日、Nvidiaの第3四半期ガイダンスと営業利益率75%死守の可否などを確認する必要がある」と説明した。
KOSDAQ指数は前営業日比0.28ポイント(0.03%)安の826.87で引けた。外国人と機関がそれぞれ918億ウォン、1052億ウォンの売り越しで指数を押し下げた。個人のみが1929億ウォンの買い越しとなった。 Alteogen(196170) とPharma Researchなどバイオ株が堅調だった。