本記事は2026年8月25日16時23分にChosunBiz MoneyMove(MM)サイトに掲載された。
ストーンブリッジグループが米国の投資拠点を活用し、SKハイニックス(000660)のNANDフラッシュ子会社ソリダイムへの投資を検討している。ストーンブリッジホールディングスの米国子会社であるストーンブリッジグローバルが少数持分投資家として参加する案である。ノ・ジョンウォン前SKハイニックス社長が設立した米国私募ファンド(PEF)運用会社と共同で資金を投入するクラブディールの構図が取り沙汰されている。
25日投資銀行(IB)業界によると、ストーンブリッジグローバルはソリダイムの外部資金調達が確定する場合、別途プロジェクトファンドを活用してマイノリティ持分(少数持分)を確保する案を検討している。まだSKハイニックスがソリダイムの外部資金調達を最終確定したわけではないが、投資家募集が本格化すればストーンブリッジグローバルがファイナンシャルインベスター(FI)として合流する可能性があるとみられる。
ストーンブリッジグローバルは、ストーンブリッジホールディングスが最近、海外プライベートエクイティ(PE)とベンチャーキャピタル(VC)投資を拡大するために米国に設けた別個の投資法人である。ストーンブリッジキャピタルとも独立した投資主体で、米国現地で投資機会を発掘し、プロジェクト単位で資金を執行する役割を担う。すでに米国バイオ企業ナノ ファーマソリューションへの投資を終えたことが確認されている。今回のソリダイム投資は、米国拠点を通じて大型海外投資に本格的に乗り出す最初の試金石の一つとされる。
今回の取引ではノ前社長側との協業が要である。ノ前社長が設立した米国PEF運用会社は、ソリダイムを初の投資先とし、兆単位の資金調達を進めているとされる。業界ではノ前社長側が全投資規模の20%前後を担うとみている。このうち一定部分をストーンブリッジグローバルに割り当てる見通しだ。ノ前社長側が投資機会を確保した後、一部の持分をストーンブリッジグローバルと分けるクラブディールの構図である。
ストーンブリッジグループの立場では、単独で大規模資金を投入するよりも、半導体産業に専門性を有するノ前社長側と共同で投資することで、米国市場での投資経験とネットワークを確保できる。ノ前社長はSKハイニックス在職当時、ソリダイムの前身であるインテルのNAND事業部買収を総括した人物であるだけに、投資対象に対する理解度が高いとの評価を受ける。
ストーンブリッジグループの創業者で最大株主であるキム・ジフン会長とSKグループの過去の縁も、今回のディールを巡る関心事だ。キム会長は過去、SKグループと投資および事業の過程で接点を持ち続けてきたとされる。ストーンブリッジはSK仁川石油化学の優先株投資はもとより、SKグループ内の広告事業部門Incrossの経営権取得、SKグループのウルサンAIデータセンターの持分取得などに参加した。このため市場では、今回の投資機会を発掘する過程でもキム代表のネットワークが一定部分影響を及ぼした可能性があるとの見方が出ている。
ソリダイムの外部資金調達規模は最大10兆ウォンまで取り沙汰されている。先立って業界では、SKハイニックスがソリダイムの企業価値を約50兆ウォン水準と評価し、当初予想より大きな規模の資金調達を進めているとの観測が出ていた。UAEの政府系ファンドであるムバダラなどグローバル機関投資家も投資候補群として取り沙汰されている。
ただし現時点でSKハイニックスがソリダイムの外部資金調達を最終確定した段階ではない。資金調達の可否と規模、投資スキーム、参加投資家などもまだ具体的に確定していないとみられる。業界では、今後SKハイニックスの外部資金調達方針が具体化する場合、ストーンブリッジグローバルなど国内外投資家の投資規模と方式も決まると見ている。