金融監督院が最近の投資家保護をめぐる論争が相次いだToss証券を訪れ、経営陣に内部統制と金融消費者保護の体制再点検を求めた。
26日金融投資業界によると、金融監督院のToss証券担当検査部署長は前日午後にToss証券本社を訪れ、キム・ギュビン代表と消費者・電算・情報保護の幹部陣を面談した。
この席では最近Toss証券で発生した投資家保護の不備事例と内部統制体制などが議論されたと伝えられている。商品広告と新規サービスの発売過程で内部の承認・専決手続きを強化し、関連手続きが適切に作動しているか点検する必要があるという趣旨の要請もあったとされる。
監督当局の部署長が個別証券会社を直接訪問して経営陣と内部統制を議論したのは異例である。Toss証券は関連問題を認識しており、内部統制体制を全般的に点検して改善するという立場を伝えたとされる。
Toss証券はこれまで投資家保護に関連して数回にわたり論争を経験してきた。海外株式オプションサービスの発売過程では、収益可能性を強調した広告が高リスク投資をあおる恐れがあるとの指摘が提起され、関連サービスを中断した。2024年には株式ミス売買(未収)を「外商取引」と表現したが名称を変更し、今年第2四半期には韓国コルマの業績を場中に実際より50%以上少なく表示するエラーが発生した。
最近では、Toss証券が海外オプション口座の開設過程で義務教育映像を画面で隠したまま再生できる「隠して再生」機能を提供し、投資家保護の実効性をめぐる論争が提起された。投資家保護の実効性をめぐり論争が提起されると、Toss証券はその後、当該機能を中断した。(関連記事☞[単独] 海外オプション教育「隠して再生」…Toss証券、論争受け中断)
ただし「隠し再生」機能自体が現行規定に明確に違反したと断定するのは難しいため、直ちに検査や制裁につながる可能性は大きくない。金融監督院関係者は「監督当局でも深刻に受け止めており、似た問題が繰り返されるなら、より強力な方式で対応する必要があると見られる」と述べた。