ヨイドで最も高いビルである「パークワン」に資産運用会社が相次いで集まっている。少し前までヨイド業務地区(YBD)の大規模オフィス供給でパークワンも空室懸念が大きかったが、非金融企業が先に空席を埋めたのに続き、最近は金融会社の新たな拠点として浮上している様相だ.
25日金融投資業界によると、ライフ資産運用は現在ヨイドIFCにあるオフィスをパークワン1タワーへ移転する案を検討している。ライフ資産運用は2021年6月の創業当時からIFCビルを使用してきたが、5年ぶりにオフィス移転を考慮している.
ライフ資産運用がオフィス移転を検討する理由は事業拡張である。ライフ資産運用の役職員数は創業当時の14人から5年で46人へと3倍以上増えた。最近は金融委員会から公募集合投資業の認可を受け、一般投資家を対象とした公募ファンドの運用も可能になった.
今後はアクティブ上場投資信託(ETF)や私募ファンドを組み入れるファンド・オブ・ファンズ型ETFなどへ商品を拡大する案を検討しているだけに、追加の人員補充の可能性も念頭に置いたとみられる.
イージス資産運用も来年パークワンタワー2へ本社を移転する予定だ。イージス資産運用は2013年からセウビルを賃借して使用してきたが、役職員が大幅に増えたことでオフィス移転の必要性が高まった。2015年に65人だった役職員数は今年430人余りへと7倍近く増加した。これにより、既存で追加賃借して使用していたCCMMビルの組織までパークワンに統合する計画だ.
パークワンは2020年に竣工したヨイドを代表するプライムオフィスビルである。地上69階規模のタワー1と地上53階規模のタワー2の2棟のオフィスビルで構成されている。現在LGエナジーソリューションとHMM、Sangsangin Investment & Securities、NH投資証券(005940)などが入居している.
パークワンは竣工初期、大規模な新規オフィス供給で空室懸念が大きかった。新型コロナ拡大以降の世界的な低金利環境に加え住宅市場の規制も強化され、株式と商業用不動産へ投資需要が集まった。ヨイドでもパークワンをはじめKB金融タウンやポストタワーなど大型オフィスが相次いで供給された.
KB証券によると、2020年下半期のソウル・ヨイド圏域のオフィス空室率は27%に達した。パークワンタワー1とタワー2の賃貸率も2021年5月初め時点でそれぞれ30%、50%水準にとどまった.
その後、LGエナジーソリューションやNH投資証券など大口テナントがパークワンに腰を落ち着け、空室は速やかに解消された。特に初期には非金融企業の賃借が活発だった。当時LG化学(051910)とポスコE&C、ジンウォン生命科学、ニューエラ、GC Biopharmaヘルスケアなどがパークワン賃借に乗り出した.
最近は資産運用会社など金融会社の移転が相次いでいる。従来はNH投資証券がパークワンの代表的な金融テナントだったが、Korea Investment Real Asset Managementが先にタワー2へ入居したのに続き、イージス資産運用とライフ資産運用まで移転を検討している.
パークワンは大規模な業務空間を確保できる新築プライムオフィスである点が強みだ。ヨイドで数百人規模を一カ所に収容できる超大型オフィスはIFCとパークワン、FKIタワーなど一部に限られる。組織統合や事業拡張で広いオフィス空間が必要な資産運用会社の立場では、大規模賃貸スペースを確保できるパークワンが有力な選択肢というわけだ.
実際、ヨイドのオフィスマーケットの空室は極めて低い。RSQUAREによると、今年第2四半期のYBD空室率は2.4%で、ソウルのオフィス空室率(6.5%)を大きく下回った。第2四半期はパークワンとFKIタワーで新規空室が発生し、超大型オフィスの空室率が前期より1.3%ポイント上昇したが、新規オフィス供給が限定的で既存の賃借需要が続いているため、全体の空室率は低い状況だ.
ある資産運用業界関係者は「運用会社が成長し、既存の業務空間が手狭になる事例が多い」と述べ、「ヨイドで大規模人員が一つのビルに入居できる空間自体が多くないことから、パークワンのように大規模空間を確保できる新築オフィスへの需要が大きい」と語った.