21日下落で始まったKOSPI指数が取引時間中に反発し、6910台で引けた。前日、米国株式市場が一斉に下落したが、サムスン電子が大規模な株主還元策を間もなく発表するとの期待からサムスングループ株が一斉に上昇した。

KOSPI指数は前営業日比60.37ポイント(0.88%)高の6912.95で取引を終えた。指数は92.63ポイント(1.35%)安の6759.95で始まったが、大型半導体株主導で上昇に転じ、6900台も回復した。

21日、ソウルの中区にあるハナ銀行ディーリングルームの電光掲示板にKOSPIの終値が表示された。/聯合ニュース

サムスン電子(005930)が早ければこの日取締役会を開き、100兆ウォン以上規模の株主還元策を発表するとの報が伝わり、投資心理が改善した。

サムスン電子が4%近く上昇し、サムスン生命(032830)とサムスン物産も大幅高となった。先に大規模な株主還元政策を発表していたSKハイニックスも2.31%(3万9000ウォン)高の173万ウォンで取引を終えた。株主還元政策に対する市場の肯定的評価が出たうえ、フィラデルフィア半導体株指数の上昇という好材料が重なった結果である。

金融株の堅調も指数上昇を後押しした。企業価値向上(バリューアップ)と株主還元拡大政策の恩恵銘柄とされるハナ金融持株(4.38%)、新韓持株(2.97%)、KB金融グループ(2.69%)などが一斉に上昇した。

有価証券市場で機関が2000億ウォン超を純買いした。これに対し個人と外国人はそれぞれ8600億ウォン、4300億ウォンを純売りした。

前日の米ニューヨーク株式市場は債券金利の上昇で一斉に下落した。米財務省の国債買い戻し(バイバック)拡大発表にもかかわらず、10年物国債利回りが4.70%を突破して投資心理が萎縮したうえ、代表的な小売企業であるウォルマートが低調な業績を発表した影響である。

サムスン電子とSKハイニックスの株主還元政策への期待でKOSPI指数は上昇したが、KOSDAQ市場は大きく崩れた。

KOSDAQ指数は前営業日比38.95ポイント(4.63%)急落の801.94で取引を終えた。バイオ・二次電池業種が一斉に下落した。外国人と機関がそろって純売りし、指数の下げ幅が拡大した。取引時間中にKOSDAQ指数の下げが大きくなり、午前10時ごろにプログラム売り気配の効力を停止する「売りサイドカー」が発動された。

KOSDAQ時価総額上位銘柄の大半が大幅に下落した。主力株のAlteogen(-5.74%)をはじめ、EcoPro(-7.26%)、EcoPro BM(-7.45%)、ABL Bio(-8.85%)、Sam Chun Dang Pharm(-7.71%)、LigaChem Biosciences(-7.66%)など主要な製薬・バイオ、二次電池株が安く引けた。

一方、暗号資産関連株はビットコインなど主要暗号通貨の相場上昇の余波で堅調だった。ラ텍シスイーサリアム(29.96%)、Woori Technology Investment(19.96%)、BITPLANET(15.59%)、GalaxiaMoneytree(12.61%)、WIZIT(5.35%)などが急騰した。

ソウル外国為替市場でウォン・ドル相場は前日比6.1ウォン安の1386.5ウォンで取引を終えた。

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