SeoJin Systemのベトナム工場の全景。/SeoJin System提供

この記事は2026年8月21日16時07分にChosunBiz MoneyMove(MM)サイトに掲載された。

SeoJin Systemが当初3000億ウォン規模の永久転換社債(CB)で進めていた資金調達の枠組みを、4年満期の通常CBを追加するツートラック方式へと変更した。中核アンカー投資家として名乗りを上げていた​STIC Investmentsのプロジェクトファンド組成が頓挫したためである。SeoJin Systemは永久CBと通常CBをそれぞれ1500億ウォンずつ発行し、当初目標としていた3000億ウォンの調達を継続する見通しだ。

21日投資銀行(IB)業界によると、SeoJin Systemは最近、3000億ウォン規模のメザニン調達トランシェを永久CB1500億ウォンと4年物通常CB1500億ウォンに分ける案へ再編した。当初は3000億ウォン全額を永久CBで発行する計画だった。スティックインベのプロジェクトファンド組成が白紙となり、従来の構造だけでは目標資金の充足が難しくなったため、調達手法を多様化したとみられる。

当初​STIC Investmentsは別途プロジェクトファンドを組成し、3000億ウォンの永久CBの過半を引き受けるアンカー投資家の役割を担う予定だった。しかしSeoJin Systemのベトナム生産子会社で大規模な税務イシューが発生し、プロジェクトファンドの出資者(LP)募集に支障が生じ、最終的にファンド組成が頓挫した。

新たに追加された通常CBは4年満期である点が特徴だ。永久CBに集中していた既存の投資需要とは別に、満期が定まった通常CBを好む機関まで調達対象を広げることが可能になった。当初単一商品に集中していた資金募集を2つのトラックに分け、スティックインベの空白を埋めようとする狙いだ。

ただしベトナムの税務リスクは依然として資金調達の変数として残っている。SeoJinベトナムは現地税関から輸入付加価値税などを含め約1183億ウォン規模の納税通知を受けた。このうち一部については異議申立てを進めている。税務イシューが実際のキャッシュアウトにつながる可能性が残る以上、新規投資家は投資判断の過程で関連リスクを精査する見通しだ。

SeoJin Systemが今回大規模な資金調達を進めるのは、ESSと半導体装置など新規事業拡大に必要な投資原資を確保するためだ。会社は米国ESS市場に対応する現地生産拠点を構築しており、ベトナムの生産ライン増設も進めている。大規模な設備投資が進行中である以上、今回の資金調達の成否が今後の投資スケジュールにも影響を与えると見込まれる。

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