ハンファ投資証券は19日、SILICON2(257720)グローバル私募ファンド運用会社から3,000億ウォン規模の戦略的投資を誘致したことについて、短期のオーバーハングは限定的であり、欧州市場先占の戦略的価値の方が大きいと説明した。投資意見は「買い(Buy)」と目標株価5万5,000ウォンを維持した。SILICON2の前日の終値は4万4,500ウォンである。
SILICON2はグローバル私募ファンド運用会社CVCキャピタル・パートナーズの投資目的会社であるスターリンク・インベストメントL.P.を対象に3,000億ウォン規模の第三者割当増資を決定した。
償還転換株式(RCS)666万7,000株を1株当たり4万5,000ウォンで発行し、これは基準株価比で5.64%のプレミアム価格である。払込日は9月15日であり、ロックアップ期間は1年である。SILICON2は調達資金の全額をグローバルインフラと市場占有率拡大に使用する予定だと明らかにした。
CVCは化粧品産業では欧州最大の専門ビューティー流通企業ダグラスの筆頭株主である。またPDCウェルネスと韓国内のカラーレンズ企業スタービジョンにも投資している。
ハン・ユジョン ハンファ投資証券研究員は「CVCは単純な財務的投資家というより、グローバルポートフォリオと現地ネットワークを活用して被投資企業の海外拡張を支援する運用会社として知られている」と述べ、「今回の投資は単純な流動性確保ではなく、CVCのグローバルネットワークを活用した長期パートナーシップと事業シナジー確保が目的だ」と説明した。
とりわけSILICON2はCVCのネットワークを活用し、ダグラスと直接的な協議を推進して販売機会を創出する計画である。
同研究員は「現在まで直接取引の履歴がないだけに、成果が現実化する場合に新規の直接売上源として追加され得る点で意味がある」とし、「欧州のKビューティー市場が拡大する今、攻勢的に投資しネットワークを広げる方向が適切だと判断する」と分析した。
契約上の償還利回りは年複利2%と低く、発行価額も基準株価比でプレミアムが付いており、資金調達条件も好意的だとの評価である。
2027年9月以降に普通株に転換される場合、9.23%の潜在的希薄化の可能性はあるが、短期のオーバーハングは限定的とみた。
同研究員は「現時点では希薄化負担よりもCVCネットワークを活用したダグラスとの直接取引の可能性と欧州市場先占の戦略的価値の方が大きいと判断し、今回の投資誘致を肯定的に評価する」と説明した。