米国の国債金利が19年ぶりの高水準を記録した影響で、19日、韓国の株式市場が急落して始まった。高い実質金利は企業の資金調達コストを押し上げる一方で株式の割引率を引き上げ、相場の重荷として作用する。

KOSPIが機関投資家の売りで下落して取引を終えた18日午後、ソウル市中区のハナ銀行ディーリングルームの表示板に、前日比108.11ポイント(1.55%)安の6,869.83が示されている/News1提供。

KOSPI指数は午前9時4分時点で前営業日比394.43(5.74%)安の6475.4で取引されている。指数は前営業日比300ポイント急落の6528.77で寄り付き、下げ幅を広げている。

外国人が2223億ウォン、機関が245億ウォンの純売りで指数を押し下げている。外国人の純売りは5営業日ぶりである。個人が2425億ウォンの純買いで下落を下支えしている。

サムスン電子(005930)SKハイニックス(000660)など時価総額上位銘柄全般が軟調だ。この日サムスン電子とSKハイニックスは、レギュラー市場の取引前プレマーケット(午前8時〜8時50分)で5%下落したのに続き、取引時間中に7%急落している。

19年ぶりの高水準まで跳ね上がった米国債金利が投資マインドを悪化させている。18日(現地時間)、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)など海外報道によれば、米30年債利回りは取引時間中に年5.33%まで上昇した。2007年以降、19年ぶりの高水準である。市場金利が上昇すれば企業の資金コストを高め、株式の割引率を引き上げて通常は相場の逆風として作用する。

金利上昇の背景には国債の買い手の変化とグローバル大手テックの長期債発行がある。ブルームバーグによれば、過去、米国債は価格変動に相対的に鈍感な機関投資家が購入していたが、最近は収益に敏感な民間投資家へと移行している。ここに大手テックが30年物の超長期債を発行し、国債の需給が分散しているとの分析が出ている。

この余波で前夜のニューヨーク株式市場は軒並み下落して引けた。18日(現地時間)、ダウ工業株30種平均は前営業日比0.22%安の5万3343.40で取引を終えた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は0.69%安の7691.76、ナスダック総合指数は1.33%安の2万6289.71で引けた。

同時刻、KOSDAQ指数は前営業日比24.69(2.96%)安の809.51で取引されている。個人と機関がそれぞれ45億ウォン、61億ウォンの純売りとなる一方、外国人のみが105億ウォンの純買いだ。Jusung Engineering(036930)など時価総額の大半が下落基調である。

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