サムスン電機水原事業所の全景。/サムスン電機提供

サムスン電機(009150)がグローバル投資銀行(IB)モルガン・スタンレーの国内テック株最優良銘柄(トップピック)に新たに選定され、寄り付き直後から急騰している。サムスン電子とSKハイニックスなど半導体株がそろって堅調な点も株価を押し上げている。

13日午前9時1分時点でサムスン電機は有価証券市場で前営業日より17万3000ウォン(12.96%)高い150万8000ウォンで取引されている。

株価を押し上げたのはモルガン・スタンレーの肯定的な評価だ。モルガン・スタンレーは国内テック株の最優良銘柄を従来のサムスン電子からサムスン電機に入れ替え、サムスン電機の目標株価を256万ウォンから262万ウォンに引き上げた。投資判断は「ビューポート拡大(Overweight)」を維持した。

人工知能(AI)データセンター投資拡大に伴う積層セラミックコンデンサー(MLCC)と半導体基板の需要増加が業績改善をけん引すると見込んだ。とりわけMLCC価格の上昇可能性とアジノモト・ビルドアップ・フィルム(ABF)基板需要の回復を追い風に、サムスン電機の収益性と1株当たり利益(EPS)が市場予想を上回ると予想した。

AI関連事業の比重拡大も肯定的に評価した。モルガン・スタンレーは、サムスン電機の売上高に占めるAI関連事業の比率が今年20%から来年31%まで高まり、ABF売上も長期的に大幅な成長が可能だと見通した。

米国株式市場で半導体株が堅調だった点も投資心理を刺激した。米国7月消費者物価指数(CPI)が市場予想に一致する中、マイクロンなど主要半導体株が上昇し、この日サムスン電子とSKハイニックスも寄り付き直後から堅調だ。

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