10日、ソウル中区のハナ銀行ディーリングルームのモニターにKOSPIとKOSDAQの指数が表示されている。この日、KOSPIは40.89ポイント(0.65%)高の6,299.66、KOSDAQは55.66ポイント(6.97%)高の854.47で取引を終えた。/聯合ニュース

8月に入り国内株式型上場投資信託(ETF)から今年初めて資金流出の兆しが出ている。国内株式市場のボラティリティが拡大し、単一銘柄レバレッジ商品の規制まで強化されたことで、国内資産から流出した投資資金の一部が海外ETFへ移動している様相だ。

11日コスコムチェック(CHECK)とサムスン証券などによると、今月3〜6日、国内ETF市場では4100億ウォンが純流出となった。特に国内資産に投資するETFからは7150億ウォンが流出した一方、海外資産ETFには3230億ウォンが流入した。

今年に入り国内株式型ETFで資金流出が生じたのは今回が初めてである。前の7カ月間、国内株式型ETFには月平均8兆5000億ウォンが流入した。ボラティリティが大きかった先月にも14兆ウォンの資金が純流入した。全体のETF市場に広げてみると、7月の1カ月間で19兆2000億ウォンが入った。

国内ETFからの資金離脱には単一銘柄レバレッジ商品の規制強化が影響したと分析される。金融当局が先月31日からサムスン電子やSKハイニックスなどを原資産とする単一銘柄レバレッジ商品の参入規制を強化して以降、今月に入りサムスン電子レバレッジ商品では2900億ウォン、SKハイニックスレバレッジでは7200億ウォンが流出した。

反対に海外資産ETFには資金が継続的に流入している。先月は5兆1000億ウォンが流入したのに続き、今月に入っても3230億ウォンが純流入した。

チョン・ギュン サムスン証券研究員は「国内資産から離脱した資金の一部が海外資産へ流入した様相だ」と述べ、「8月に入り米国株式市場が史上最高値を更新するなど強含みの推移を見せ、海外株式を中心に海外資産ETFへの投資需要が拡大した」と分析した。

ただし国内株式型ETFでもすべての商品から資金が抜けたわけではない。KOSDAQ関連ETFには今月に入り1310億ウォンが流入した。最近はKOSPIよりKOSDAQの反発幅が大きかっただけに、押し目買いを狙う資金が動いたとの分析だ。

チョン研究員は「KOSPIが弱含むなか、相対的にテクニカルな反発の弾力が強く表れ、押し目買いの観点からKOSDAQ ETFへの資金流入が活発に行われたとみられる」と語った。

カバードコールETFにも資金流入が続いている。特にボラティリティが大きかった先月には、今年に入って最多となる1兆5000億ウォンがカバードコールETFに流入した。株価下落リスクを一部抑えつつオプション・プレミアムを通じて収益を得られる点から、ボラティリティが高まった株式市場の代替として投資家の関心が高まったと解される。

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