7日上昇で始まったKOSPIが取引時間中に下落へ転じ、6200台を下回った。KOSDAQも寄り付きの強さを維持できず、弱含みに転じた。
午前10時53分時点でKOSPIは前営業日比104.45ポイント(1.66%)安の6191.93で推移している。この日1%台高で始まったKOSPIは寄り付き直後に6400台を回復したが、約1時間後に下落へ転じ、上げ幅をすべて吐き出した。
前夜の米株安にもかかわらずKOSPIは寄り付きに上昇基調を示したが、中東を巡る地政学的不確実性が再び高まり、下落へ転じたとみられる。イランが米国とイスラエルの船舶のホルムズ海峡通航を制限する可能性があるとの報に続き、イエメンのフーシ派反政府勢力がサウジアラビア南部を攻撃したとのニュースまで伝わり、投資心理が萎縮した。
個人と外国人がそろって売りに動いている。個人は1590億ウォン、外国人は1180億ウォンの売り越しだ。外国人は寄り付き直後は買い越しだったが、時間の経過とともに買い規模が縮小し、すぐに売り越しへ転じた。機関のみが3000億ウォン近く買い越している。
SKハイニックスの下げが目立つ。 SKハイニックス(000660)は前営業日比7万4000ウォン(4.95%)安となっている。サムスン電子も小幅安だ。反面、 サムスン電機(009150)とKB金融グループは1%台の上昇となり、銘柄間で選別色の強い相場が現れている。
国内二次電池メーカーとリン酸鉄リチウム(LFP)正極材の大規模・長期供給契約を結ぶことにしたとの報が伝わったポスコフューチャーエムは2.78%上昇している。反面、第2四半期の市場期待値を下回る業績を発表した ロッテショッピング(023530)は15.28%下落中だ。
KOSDAQも寄り付きの強さを維持できず、下落へ転じた。KOSDAQ指数は前営業日比23.41ポイント(2.92%)安の778.26で推移している。
KOSDAQ市場では個人が2430億ウォン買い越しているが、外国人と機関がそれぞれ1610億ウォン、880億ウォン売り越し、指数を押し下げている。
時価総額上位銘柄も大半が軟調だ。時価総額1位の Alteogen(196170)が2%近く下落しており、Rainbow Robotics(-7.35%)、Jusung Engineering(-4.72%)などもそろって下落している。