ピピビスタジオスの「ハパクリスティン」製品は、いわゆる「チャン・ウォンヨン・レンズ」として口コミで広がった。/ハパクリスティン公式サイト

この記事は2026年8月5日16時26分にChosunBiz MoneyMove(MM)サイトに掲載された。

プライベートエクイティファンド(PEF)運用会社のケイエルアンドパートナーズがカラーコンタクトレンズブランド「ハパクリスティン」の運営会社であるピピビースタジオスの買収を完了した。

5日、投資銀行(IB)業界によると、ケイエルアンドパートナーズは先月末にピピビースタジオスの買収対価の払込を完了し、取引をクローズした。売却対象はビジョンエクイティパートナーズなど既存株主が保有するピピビースタジオスの持分約65%だ.

ケイエルアンドパートナーズと既存株主は先月初めに株式売買契約(SPA)を締結した後、取引完了に向けた手続きを進めてきた。取引金額は約1400億ウォンとされる。

今回の買収には買収ファイナンスは使用されなかった。ケイエルアンドパートナーズは既存ファンドなどで調達したエクイティで買収代金全額を充当したと伝わる。

現在の業績だけを基準に見ると、買収価格は低水準ではないとの見方もある。持分65%を約1400億ウォンで取得した点を単純換算すれば、ピピビースタジオスの全株式価値は約2150億ウォンだ。前年の売上高589億ウォンの約3.7倍、営業利益53億ウォンの40倍に相当する。

ただし買い手側は、現在の業績よりもハパクリスティンの成長可能性を重視した。ピピビースタジオスの売上高は2023年392億ウォンから2024年490億ウォン、前年は589億ウォンへと伸びた。直近2年間、毎年20%前後の外形成長を続けた格好だ。前年は営業損益が黒字転換し、収益性も改善している。

とりわけハパクリスティンは韓国内より海外市場で追加の成長余地が大きいブランドとされる。ピピビースタジオスはハパクリスティンの発売初期から日本と米国市場に直接進出した。前年3四半期の日本売上は前年同期比で約2倍に増加したとされる。

ピピビースタジオスは2011年に設立され、2019年にハパクリスティンを発売した。ガールズグループ、アイブのチャン・ウォニョンを広告モデルに起用し、国内外での認知度を高めた。日本の東京と米国ロサンゼルスなどでオフライン店舗を運営している。

一方、ケイエルアンドパートナーズは前年、化粧品ブランドの魔女工場の経営権持分51.87%を約1900億ウォンで取得した経緯がある。魔女工場も海外、特に日本で急速に成長している点がピピビースタジオスと類似している。魔女工場の全体売上の60%が海外で発生し、そのうち約60%が日本からだ。

IB業界関係者は「ケイエルアンドパートナーズはスキンケアに続きカラーコンタクトレンズ分野までK-ビューティーのポートフォリオを広げ、シナジーを生み出そうとしているようだ」と述べた。

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