KB Securitiesが4日、LGイノテック(011070)について、米国の対中ロボット規制の恩恵が期待されると展望した。足元、米国は中国のロボットを国家安全保障上の脅威リストに載せ、輸入規制に乗り出した。

ただしKB Securitiesは投資意見と目標株価を提示しなかった。

LGイノテックのロゴ。/LGイノテック提供。

4日、イ・チャンミンKB Securities研究員は「米国が安全保障上の懸念を理由に中国製ロボットの輸入規制を強化しており、中国製ビジョンセンシングの代替需要が拡大する見通しだ」と述べ、「LGイノテックは北米のロボット供給網再編の恩恵が期待される」と分析した。

先立って米連邦通信委員会(FCC)は、半導体に続き中国のヒューマノイドロボット、四足歩行ロボット、パワーインバーターを国家安全保障上の脅威リストに載せ、米国内での販売と輸入に必要な機器認証を新規発給しないことを決定した。措置は公表と同時に発効した。

今後、輸入規制も拡大する見通しだ。FCCは既存の輸入が許可された中国製品についても、必要な場合には輸入認証を取り消す権限を有すると明らかにした。

LGイノテックはヒューマノイドロボットの「目」に当たるビジョンセンシング分野で強みを持つ。LGイノテックは米国Figure AIのロボットであるFigure 03にビジョンセンシングモジュールを独占供給している。米国ボストン・ダイナミクスの次世代ロボット、アトラスに搭載されるビジョンセンシングモジュールも開発している。アマゾンの低軌道衛星通信に搭載される通信用基板の供給でも1位だ。

同研究員は「LGイノテックは3四半期からグローバル大手テック企業のAI基板受注が本格化すると予想され、4四半期に過去最高の業績達成が見込まれる」とし、「7月の1カ月間、テクニカルな需給に伴う48%の株価下落は、今後の投資妙味を高めるだろう」と展望した。

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