KOSPIが1日で18%近く上昇し、過去最高の上昇率記録を更新した。指数の上昇幅も初めて1000ポイントを超え、上昇率と上昇幅の双方で史上最高を記録した。

グラフィック=ソン・ミンギュン

31日KOSPIは前営業日比1001.89ポイント(17.91%)高の6595.45で取引を終えた。終値ベースで過去最大の上昇率である。KOSPIが1日で1000ポイント超上昇したのも今回が初めてである.

従前の最高記録はグローバル金融危機当時である2008年10月30日の11.95%だった。当時リーマン・ブラザーズ破綻以降、グローバルな信用収縮とドル流動性不足への恐怖が強まり、KOSPIは1000台割れまで下落した。しかし韓国銀行と米国連邦準備制度(Fed・FRB)が300億ドル規模の通貨スワップを締結したという知らせが伝わると、為替市場の不安が和らぐとの期待が広がり、KOSPIは1日で1000台を回復した。

続いて中東戦争初期だった3月5日の9.63%、新型コロナウイルスのパンデミック初期である2020年3月24日の8.60%、国際通貨基金(IMF)通貨危機当時である1998年6月17日の8.50%が続く。

2020年3月24日にはFRBが国債と住宅ローン担保証券を必要なだけ買い入れる「無制限量的緩和」を発表し、金融市場安定への期待が高まった。同日、政府も第2次非常経済会議を開き、コロナ19の余波で危機に直面した企業と金融市場に総額100兆ウォン規模の緊急資金を投入すると発表し、投資心理が急速に回復した。

1998年6月17日には円の急落が落ち着いたうえ、不良企業の退出や大企業の事業再編など通貨危機以後に進められた企業構造調整が加速するとの期待が高まり、KOSPIが8.50%急騰した。指数は前日280.00から303.81へ上昇し、当時の史上最高上昇率を記録した。

一方、この日の反騰は米国ビッグテック企業の業績が半導体の投資心理を蘇らせた影響が大きかった。

前夜マイクロソフト(MS)が市場予想を上回るクラウド業績と人工知能(AI)設備投資拡大計画を示し、ビッグテックのAIインフラ投資が実際の売上成長につながっているとの期待が高まった。これを受け米国市場でメモリー半導体株が一斉に急騰し、韓国でもサムスン電子とSKハイニックスを中心に外国人の買いが集まった。

最近の株式市場の急落を拡大させたレバレッジポジションの整理と強制売りも相当部分進んだとの認識が広がった。これに短期間の下落幅が過度だったとの判断が加わり、半導体株を中心に割安感を狙った買いが速やかに流入したとみられる。

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