有価証券市場とKOSDAQ市場で2日連続サーキットブレーカーが作動した急落相場の後、31日にKOSPI指数が17%超急騰した。乱高下相場が続き、7月だけでサイドカーが23回、サーキットブレーカーが6回発動される異例の記録を残した。
この日KOSPI指数は前営業日比17.91%(1001.89ポイント)高の6595.45で引けた。KOSDAQ指数も11.63%上昇し、719.76で取引を終えた.
米半導体株の反発を追い風にKOSPIが急騰したと分析される。前夜マイクロソフト(MS)とアマゾンなどが市場期待を上回るクラウド業績を示し、ビッグテックの人工知能(AI)データセンター投資が実際の売上成長につながっているとの期待が広がった。
株式市場が急騰で始まるや、有価証券市場とKOSDAQ市場では寄り付き6分で同時に買いサイドカーが発動された。これにより年初来のサイドカー発動は計72回となった。このうち27回が7月に入ってからの発動である。全サイドカーの約37%が今月1カ月の間に発動されたことになる。
特に指数の急落と急騰が交互に繰り返され、買いと売りのサイドカーが一日おきに入れ替わる異様な現象も極みに達した。
KOSPI指数が7%超下落した2日、両市場に売りサイドカーがかかると、その翌日の3日には指数が5%超反発し有価証券市場に買いサイドカーが発動された。
13日にはKOSPIが9%近く崩れ、売りサイドカーに続きサーキットブレーカーまで作動し、14日にはKOSDAQ市場に売りサイドカーがかかった。しかし下落幅が過度だとの認識が広がった15日には両市場が急騰し買いサイドカーがかかり、翌日の16日には再び売りサイドカーが発動された。
特に歴代級の暴落と急落を繰り返した今週はボラティリティが一段と激しかった。28〜29日の2日連続で両市場に売りサイドカーとサーキットブレーカーがかかり、2営業日後のこの日は両市場ともに買いサイドカーが発動された。
専門家は、現在の株式市場は個人投資家が参入するにはリスクが極めて高い市場だと警告する。
イ・サンホンiM証券リサーチセンター部長は「これほどボラティリティが高い相場では上昇の持続可能性に疑念を抱かざるを得ない」と述べ、「短期的には底入れのシグナルである可能性はあるが、持続的に上がる可能性があると判断しにくい状況であり、まずは市場を見極める必要がある」と説明した。
特にローンや信用、単一銘柄レバレッジ上場投資信託(ETF)などを活用した投資には留意すべきだとの指摘が出ている。
イ・ジヌメリッツ証券リサーチセンター長は「現在の市場のボラティリティはタイミングを計れない類のもので、変動幅そのものも異例に大きくなっている」と述べ、「個人投資家は投資資金の用途と規模が自ら耐えうる水準かを点検し、自身が制御可能な範囲内で運用すべきだ」と語った。