KOSDAQ上場社 CMES Robotics(475400)がエヌシーの人工知能(AI)専門子会社であるNC AIとフィジカルAIの共同研究開発に乗り出すとの報で、ストップ高を記録した。
30日午前9時19分時点でCMES Roboticsは前営業日比29.95%高の1万8440ウォンで取引され、値幅制限の上限まで急騰した。
この日CMES Roboticsは、NC AIと「フィジカルAI基盤の共同研究開発および相互技術共有」を目的とする業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。
両社はAIとロボティクス技術を融合し、製造・物流の現場に適用可能な次世代知能型ロボティクスソリューションを共同開発する計画だ。共同研究開発と核心技術の共有、次世代ロボティクスソリューションの発掘および技術高度化など多様な分野で協力することにした。
NC AIはワールドモデル(World Model)とロボット・ファウンデーション・モデル(RFM)技術を基盤に、ロボットが周辺環境を理解し自律的に判断できるAI技術を高度化する。CMES Roboticsは製造・物流現場で蓄積したビジョン・ファウンデーション・モデル(VFM)、RFM、精密ロボット制御技術を活用し、AIモデルの産業現場での実証と性能改善を担う。
両社は産業現場で確保したデータをAI学習とシミュレーション環境の構築に活用し、学習済みAIモデルを再びロボットに適用する善循環の開発体制も構築する予定だ。これにより、フィジカルAI分野の課題とされる学習データ不足と、シミュレーション結果を実環境に適用する「シム・トゥ・リアル(Sim to Real)」問題を解決する目標だ。
CMES Roboticsは今回の協力を通じ、産業現場で蓄積したロボット運用データとNC AIのAI技術を結合し、実際の製造・物流現場で活用可能なフィジカルAIソリューションの開発を加速させると期待している。