プライベートエクイティファンド(PEF)運用会社のハンアンドカンパニー(Hahn & Company、以下ハンアンドコ)が直営中古車企業のK Car売却を前に、役職員に「新たな出発の奨励金」を渡すと30日に明らかにした。
K Carはハンアンドコが2018年にSKエンカ直営事業部を買収し発足した。売上高はハンアンドコ買収直前の2017年の9311億ウォンから2025年には2兆4388億ウォンへと成長した。同期間の営業利益は100億ウォンから760億ウォンに、減価償却前営業利益(EBITDA)は128億ウォンから1248億ウォンに増加した。
ハンアンドコ買収当時に752人だった役職員数は昨年末時点で1148人と約1.5倍に増えた。昨年にはK Carの役員が保有するストックオプションの一部を従業員持株組合に無償で拠出し、構成員が成長の果実を分かち合えるよう支援する動きもあった。
ハンアンドコはK Carの専属金融会社「K Carキャピタル」を通じて車両購入から金融までを一気通貫でつなぐ構造を作り、韓国初の中古車ECサービスである「マイカー購入ホームサービス」などを通じてオンラインとオフラインを統合したプラットフォームを構築した。
これを踏まえハンアンドコは、成長を共に牽引した役職員の献身に報いるため、今回の取引が完了した後に新たな出発の奨励金を渡すことにした。新たな筆頭株主であるKGグループの下での新たな飛躍を応援する気持ちも併せて伝えた。
ハンアンドコは経営権売却に際し、シナジーを創出し持続可能な成長を導く買い手を探すことに集中したという。今回のKGグループへのK Car売却も、こうした考慮が反映されたとの説明である。ハンアンドコは、KGグループがK Carとシナジーを実現し、追加成長を牽引すると期待すると述べた。
KGグループはK Carの買収を通じて、新車製造から中古車流通、オートファイナンスと決済を網羅する「統合モビリティ生態系」を構築する構想を発表したことがある。