米連邦準備制度理事会(FRB)が「タカ派(金融引き締め)据え置き」を決定し、米国株式市場は下落して引けた。金利据え置きで当面の懸念は和らいだものの、長期的な不確実性が高まったためである。この影響で30日、KOSPIも1%下落の5590で寄り付いた。
同日午前9時5分時点のKOSPI指数は前営業日比71.64(1.27%)安の5591.6で取引されている。上昇して始まった指数は、個人が3613億ウォンを売り越し、直ちに下落へ転じた。外国人と機関はそれぞれ3326億ウォン、236億ウォンの買い越しとなっている。
前夜のニューヨーク株式市場の下落が影響し、投資心理が冷え込んだ。FRBが政策金利を現行の3.5〜3.75%で据え置いたが、市場では「インフレに後手対応となるのではないか」との懸念が浮上した。米国債利回りが急騰し、市場を圧迫した。
米30年物国債利回りは1日で10.5bp(1bp=0.01%ポイント)急騰の5.201%を記録した。取引時間中には5.244%まで上昇し、世界金融危機直前の2007年以降で最高値を付けた。ただし金融政策に敏感な2年物国債利回りは4bp低下の4.236%で取引された。
半導体株も軒並み軟調だった。フィラデルフィア半導体指数は5.3%急落し、5営業日連続の下落となった。エヌビディア(3.55%)、マイクロン(9.94%)なども弱含んだ。
マイクロソフトはAzureの高い成長率を記録し、アフターマーケットで2%高だったが、Meta(メタ)は1株当たり利益(EPS)見通しが市場予想を下回り、時間外で軟調となった。
SKハイニックス(000660)が4%下落し130万ウォンで取引されている一方、KB金融グループ、LGエナジーソリューションなどは1%高だ。
サムスン電子(005930)は市場予想を上回る業績を発表し、小幅安だ。サムスン電子は今年第2四半期の連結ベース営業利益が89兆4924億ウォンを記録したと明らかにした。前年同期比1813.8%増だ。市場予想を5%上回った。
KOSDAQ指数は2.09(0.32%)安の660.59で取引されている。個人が507億ウォンを売り越す一方、外国人と機関がそれぞれ387億ウォン、116億ウォンを買い越している。投資心理が冷え込み、時価総額上位銘柄の大半が軟調だ。