29日、ソウル中区のハナ銀行ディーリングルームの電光掲示板にKOSPI指数が表示されている。/News1

29日KOSPI指数が上昇して始まった。前日ニューヨーク株式市場がまちまちで引けたなか、国際原油価格の急落でインフレ懸念が和らぎ、連邦準備制度(Fed)の利下げ期待が高まったことで、韓国株式市場の投資心理に温かい気流を吹き込んだとみられる。

この日KOSPI指数は前営業日比65.45ポイント(1.09%)高の6089.11で取引を開始した。有価証券市場では外国人が寄り付き直後に売り越し基調を示す一方、個人と機関が買い越しに動き、指数上昇を牽引している。

寄り付き直後に上昇幅を素早く広げたKOSPI指数は午前9時5分時点で前日より120.45ポイント(2.00%)高い6144.11を記録し、強含みを続けている。

時価総額上位銘柄のうちでは大黒柱であるサムスン電子(005930)SKハイニックス(000660)が上昇基調を主導している。前日ニューヨーク市場でハイテク株と半導体株が利益確定売りで軟調だったにもかかわらず、サムスン電子(3.41%)とSKハイニックス(2.71%)は2〜3%台の堅調さを示している。

現代自動車(005380)(2.88%)、現代モービス(012330)(3.30%)、サムスン電機(009150)(3.14%)、Celltrion(068270)(2.20%)なども上昇基調だ。反面、ハンファエアロスペース(012450)(-4.46%)、SK(034730)(-2.96%)、サムスンバイオロジクス(207940)(-2.39%)、サムスン生命(032830)(-1.58%)などは寄り付き直後に下落基調を示している。

前日ニューヨーク株式市場はダウ工業株30種平均が1.03%上昇し、伝統株中心に強含んだ。一方、ナスダック総合指数は0.22%下落し、まちまちで引けた。AI高バリュエーションをめぐる論争で、ハイテク株から業績好調の伝統産業群へ資金が移る「循環物色」相場が鮮明だった。

とりわけ中東地域の地政学的緊張緩和への期待から、ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が5%急落し、1バレル=78ドル台に下落したことで、インフレ圧力が大きく低下した。今週予定される連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置きと、今後9月の利下げの可能性に力が入り、株式市場全般にポジティブな影響を及ぼしたと分析される。

KOSDAQ指数も上昇基調で出発した。KOSDAQ指数は前日より7.86ポイント(1.11%)高い713.71で寄り付き、流れを続けている。指数は午前9時5分時点で前日より9.54ポイント(1.35%)上昇の715.39を示し、上昇幅を広げる様相だ。個人と機関が買い越す一方で、外国人は売り越している。

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