29日、ソウルのハナ銀行本店ディーリングルームにKOSPI指数が表示されている。/聯合ニュース

29日、寄り付きで上昇して始まったKOSPIとKOSDAQが急速に下落へ転じ、プログラム売り気配の一時効力停止(売りサイドカー)がそろって発動された。

この日、半導体の大黒柱であるSKハイニックス(000660)の2四半期(第2四半期)決算発表と、前日の米国株式市場での半導体銘柄急落の余波が複合的に作用し、投資心理が急速に冷え込んだとみられる。

同日午前11時26分時点のKOSPIは前営業日比338.77ポイント(5.62%)急落の5684.89となった。寄り付き後に6200台を上回り上昇基調を示していた指数は、個人の需給悪化のなかで5700台さえ割り込んだ。午前10時55分にはKOSPI200先物が前営業日比5.15%急落し、有価証券市場で売りサイドカーが発動された。

同時刻、KOSDAQも前営業日比42.64ポイント(6.04%)急落の663.21を示している。10時56分にはKOSDAQ150先物が6.21%下落し、KOSDAQ市場でも売りサイドカーが発動された。

投資主体別の売買動向を見ると、個人が指数下落を主導した。有価証券市場で個人は1兆8401億ウォンを売り越し、大規模な投げ売りに動いた。一方で機関と外国人はそれぞれ1兆4362億ウォン、463億ウォンを買い越して受け止めているが、指数の防衛には力不足の様相だ。

株式市場はSKハイニックスをはじめとする半導体主力株の急落に直撃弾を受けた。SKハイニックスはこの日、連結基準で今年第2四半期の売上高79兆3187億ウォン、営業利益60兆5426億ウォンという過去最大の業績を発表したが、株価は暴落した。

営業利益は前年同期比557%急増したものの、証券街の予想(63兆5000億ウォン)を約5%下回り、市場の高まった期待に届かなかったとの評価だ。

前日の米国市場で中国発の悪材料と人工知能(AI)の収益性懸念により半導体株が一斉に暴落した余波が重なり、個人投資家の利益確定と投げ売りの売り物が大量に噴出した。

寄り付き後に上昇していたSKハイニックスは9.35%急落し140万5000ウォンまで押し下げられた。時価総額上位ではサムスン電子(-4.55%)、サムスンスクエア(-9.73%)、サムスン電機(-8.26%)、SK(-9.61%)など半導体および関連グループ株全般が一斉に軟調を免れない展開だ。

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