株式市場が下落して始まった。中東情勢が悪化し国際原油価格が急騰するなか、ビッグテックの人工知能(AI)投資に対する懸念が強まり米国株式市場が一斉に下落したことで、投資心理が萎縮したためである。

24日KOSPI指数は前営業日比96.11ポイント(1.35%)安の7000.78で寄り付いた。寄り付き直後に下げ幅が拡大し、寄り付き早々に指数が6800台へ沈んだ。有価証券市場では外国人が売り越す一方、個人が買い越している。

24日午前、ソウル中区のハナ銀行本店ディーリングルームの電光掲示板に寄り付きの市況が表示されている/News1

前夜の米国株式市場は一斉に下落した。米国とイランが再び戦争局面に入る可能性があるとの懸念が市場を覆った。地政学的懸念が強まり国際原油価格が急騰した。ブレント原油が1バレル=100ドルを上回り、原油高がインフレ懸念を再燃させ得るとの恐怖が強まった。

米国債利回りも急騰した。米10年債利回りは2025年1月以降の最高水準を記録した。

とりわけハイテク株中心のナスダック総合指数が2%超急落した。決算を発表したアルファベットとテスラが大幅下落した。キム・ユンジョンLS証券研究員は「アルファベットが年間設備投資ガイダンスを上方修正し、フィラデルフィア半導体株指数は0.5%安にとどまったが、アルファベットとテスラはいずれもフリーキャッシュフローがマイナスへ転じた」と述べ、「AI投資に伴う財務的負担が増大したと解釈され、投資家の懸念が強まった」と説明した。

サムスン電子とSKハイニックス、SKスクエアなど時価総額上位銘柄が一斉に大幅下落している。ただし予想を上回る業績を発表したサムスンバイオロジクス(207940)は大幅上昇している。

KOSDAQ市場も軟調だ。KOSDAQ指数は12.78ポイント(1.62%)安の777.50で取引を開始したが、序盤に760台まで押されている。バイオ業種は比較的健闘しているが、時価総額上位銘柄の多くは下落基調だ。Alteogen(196170)は小幅上昇しており、HLB(028300)は急騰している。

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