23日午前、ソウル中心部の中区にあるハナ銀行ディーリングルームの電光掲示板にKOSPI指数が表示されている。/News1

KOSPIが23日、7000台に向けて上昇して始まった。前夜の米国株安にもかかわらず、韓国株式市場は半導体とロボット・AI関連企業を中心に上昇基調が出ている。ビッグテック企業のAIインフラ投資継続に伴う韓国半導体の業績改善期待と、最近の下落過多を受けた押し目買いが流入しているとみられる。

KOSPI指数は前営業日より165.65ポイント(2.44%)高い6963.35で始まった。午前9時5分時点で前場比179.87ポイント(2.65%)高の6977.57を示し、上昇基調を維持している。

有価証券市場で外国人は単独で2134億ウォンを純買い越し、指数上昇を牽引している。これに対し個人と機関はそれぞれ653億ウォン、1468億ウォンを純売り越し中である。

KOSDAQ指数も堅調だ。KOSDAQは前営業日比12.42ポイント(1.65%)高い763.51で寄り付いた。同時刻のKOSDAQ指数は前場より15.80ポイント(2.10%)高い766.89を記録している。KOSDAQ市場では外国人が58億ウォンを純買い越しており、個人と機関はそれぞれ50億ウォン、6億ウォンを純売り越している。

前夜の米国株式市場は、米国とイランの地政学的緊張の高まりに伴う原油急騰(WTI2.95%上昇の86.83ドル)と主要ビッグテック企業の業績警戒感を受け、下落で引けた。ダウ工業株30種平均(-0.01%)、S&P500指数(-0.14%)、ナスダック総合指数(-0.57%)など主要3指数がそろって下落した。

米国がイランの主要軍事施設を攻撃する可能性が取り沙汰され、ホルムズ海峡を巡る物流の混乱懸念が強まるなか、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)先物価格は1バレル=86.83ドル、ブレント原油は3.36%高の94.07ドルまで急騰した。

しかし引け後に発表されたグーグルの持株会社アルファベットの業績と投資計画が、韓国の半導体株の投資心理にポジティブに作用したとみられる。

アルファベットは第2四半期の売上高が市場予想を上回る1198億ドルとなったなか、AIデータセンターなどインフラ構築のため、今年の設備投資(CAPEX)ガイダンスを従来の最大1900億ドルから最大2050億ドル水準へと上方修正したと明らかにした。

iM証券リサーチセンターの研究員は「アルファベットの業績発表で注目すべき点はCAPEXガイダンスの上方修正の有無だ」と述べ、「アルファベットはガイダンスを通年で引き上げ、これはデータセンターに搭載されるメモリー半導体の需要増につながる可能性がある点で、韓国株式市場に好影響を与える」と分析した。

ビッグテック企業の積極的な設備投資の継続性が確認され、韓国株式市場ではサムスン電子やSKハイニックスなど時価総額上位の半導体株に買いが流入している。

時価総額上位銘柄の大半が上昇基調を示している。サムスン電子(005930)が前営業日比3.17%高の26万8750ウォンで取引されており、SKハイニックス(000660)も4.04%急騰の190万4000ウォンを記録している。サムスン電機(009150)(6.54%)、SKスクエア(402340)(2.28%)、現代自動車(005380)(2.51%)、LGエナジーソリューション(373220)(1.71%)、サムスンバイオロジクス(207940)(1.75%)、HD現代重工業(329180)(2.05%)、斗山エナビリティ(034020)(2.60%)などが一斉に上昇している。

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