KB証券は 現代建設(000720) について、足元の株価低迷にもかかわらず、米国の原子力発電市場拡大が本格化する2026年下半期から2027年にかけて好業績が続くと見込んだ。その上で、投資意見「買い(Buy)」を維持し、セクター最優先銘柄の見解も維持した。ただし目標株価は従来の23万ウォンから17万ウォンへ引き下げた。

現代建設のロゴ。/現代建設提供

チャン・ムンジュンKB証券研究員は「住宅部門の収益性改善と連結子会社の利益率回復により良好な実績を記録するだろう」としつつも、「無リスク利回りの上昇に伴いバリュエーションを調整した」と説明した。

KB証券は現代建設の今年第2四半期の連結ベース売上高を6兆9,000億ウォンとし、前年同期比で10.7%減少すると予想した。同期間の営業利益は2,051億ウォンで5.5%減少するが、前四半期比では13.4%増加すると見込んだ。

KB証券は、今年上半期は原子力発電関連のニュースが期待に届かず原発関連株全般が低迷したが、下半期からは投資環境が再び改善すると見通した。

まず、米国エネルギー省(DOE)の175億ドル規模の原発サプライチェーン支援プログラムが本格化し、米国の電力会社による新規原発推進が可視化されると見た。これに加え、現代建設の戦略的パートナーであるホルテック(Holtec)の新規株式公開(IPO)、パリセード原発の再稼働、SMR(小型モジュール炉)の着工などが相次ぐと予想した。韓国企業による米国原発産業への投資計画も下半期中に具体化すると展望した。

チャン研究員は「AIインフラ拡大とエネルギー安全保障強化により、原発建設において工期の重要性が一段と高まっている」とし、「現代建設は50年を超える原発施工経験と、2010年代に大型原発10基を同時に遂行した経験、海外で"オンタイム・オンバジェット(On Time, On Budget)"でプロジェクトを完遂した実績を備えるだけに、グローバル原発市場で競争力が際立つだろう」と明らかにした。

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