KOSPIが序盤に6400台を下回る水準まで押されたが、割安感からの買いが流入し上昇幅を広げている。外国人も買い越しに転じ、反発に力を添える様相だ。
21日午前11時22分時点でKOSPIは前営業日比131.59ポイント(2.02%)高の6647.86で取引されている。この日KOSPIは小幅高で寄り付いた後、序盤に下落へ転じ6429.03まで押されたが、その後買いが流入し上昇基調に戻した。
有価証券市場では外国人と機関がそれぞれ1200億ウォン、6000億ウォンを買い越している。序盤に小幅売り越しだった外国人は買い優位へ転換し、機関のうち年金も2600億ウォン相当を買い越し中だ。これに対し個人は7200億ウォンを売り越し、利益確定に動いている。
時価総額上位銘柄も大半が堅調だ。サムスン電子(005930)は4%台、SKハイニックスは2%台の上昇となっている。前夜のニューヨーク市場で半導体株を中心に割安感からの買いが流入した影響が韓国株式市場にも及んだとみられる。AMDとブロードコム、マイクロンが高く引け、フィラデルフィア半導体指数も0.60%上昇した。
証券街では今回の反発をトレンド転換というよりテクニカルリバウンドとみる見方が優勢だ。イ・サンジュンNH投資証券研究員は「トレンドを覆すようなニュースやファンダメンタルが大きく改善したわけではない」と述べ、「KOSPIの12カ月先行株価収益率(PER)が5.9倍と歴史的な安値水準まで低下したぶん、バリュエーション妙味が浮上しテクニカルな反発が生じたとみる」と語った。
海外投資銀行(IB)のポジティブな見方も投資心理を一部改善させたとの分析だ。イ・サンヨン信栄証券研究員は「海外IBが最近、半導体セクターに対し前向きな見解を示した点も影響したようだ」と述べ、「序盤に売り越していた外国人が買い越しに転じたことも需給の改善に影響を与えている」と説明した。
一方でKOSDAQは軟調を続けている。同時刻のKOSDAQは前営業日比15.80ポイント(2.11%)安の733.84で取引されている。序盤には750台を回復したが、その後再び下げ幅を広げる展開だ。
時価総額上位銘柄も大半が下落基調だ。Rainbow Roboticsが1%前後上昇しているものの、AlteogenとEcoPro BM、EcoProなどは軟調となっている.