寄り付き直後の下落幅を一部取り戻すように見えた韓国株式市場が再び急速に押し込まれ、KOSDAQ市場に続き有価証券市場でも売りサイドカーが相次いで発動された。
20日韓国取引所によると、この日午前10時52分54秒にKOSDAQ市場でプログラム売り気配の一時効力停止(売りサイドカー)が発動された。約30分後の午前11時21分26秒には有価証券市場でも売りサイドカーが発動された。
KOSDAQとKOSPIの双方で16日に続き2営業日連続で売りサイドカーが発動されたことになる。
この日の相場は寄り付き直後に急落した後、一時は下落幅を縮める場面もあったが、売り圧力が再び強まり下落幅を広げた。
午前11時51分時点でKOSPIは前営業日比217.66ポイント(3.19%)安の6602.94を付けている。取引時間中に一時6498.26まで押し込まれ、6500ポイントの水準も割り込んだ。
需給別では、外国人が4039億ウォンの純買いとなったが、個人と機関がそれぞれ3390億ウォン、878億ウォンの純売りとなり、指数を押し下げた。機関の中では年金基金が1673億ウォンの純買いとなった。
時価総額上位銘柄も一斉に軟調となった。サムスン電子(005930)とSKハイニックスはそれぞれ約3%下落し、時価総額上位10銘柄はすべて下落基調を示した。
KOSPIの売りサイドカーは、KOSPI200先物の期近物価格が直前営業日の終値より5%以上下落した状態が1分以上続く場合に発動される。この日KOSPI200先物指数は5.13%下落し、発動要件を満たした。サイドカーが発動されると、プログラム売り気配の効力が5分間停止される。
年初来でKOSPIの売りサイドカーはこの日までに20回、KOSDAQの売りサイドカーは10回発動された。とりわけ有価証券市場では、今年のサイドカー発動回数が合計38回となり、通年の過去最多記録をすでに更新した。
ボラティリティも次第に拡大している。7月に入りこの日までの13営業日のうち、サイドカーやサーキットブレーカーが一度も発動されなかった日は3営業日のみだ。直近2カ月間に範囲を広げると、約2営業日に一度の割合で市場安定装置が作動し、急激な変動が続いている。