20日に4%安で寄り付いたKOSPIが、割安買いに支えられ反発を試みたが、再び下げ幅を広げている。中国の人工知能(AI)モデル「キミ(Kimi) K3」発のAIショックが一段と大きく作用している様子だ。

急落で始まった20日午前、ソウル市中区のハナ銀行ディーリングルームのボードに、前日比297.06ポイント(4.36%)安の6,523.54が表示されている。この日、KOSDAQ指数も前日比22.77ポイント(2.86%)下落の769.18で取引されている/News1提供。

この日午後12時0分時点のKOSPI指数は前営業日比242.31(3.55%)安の6578.29で取引されている。6643.58で安く始まった指数は、取引時間中に下げ幅を縮小して上昇転換を試みたが、場中の売りに下げ幅を再び広げている。

個人と機関がそれぞれ3214億ウォン、870億ウォンの売り越しだ。外国人は単独で3848億ウォンの買い越しとなり、指数の下落を防いでいる。

半導体株が軟調だ。 サムスン電子(005930)SKハイニックス(000660)は3%下落し、24万円、170万円台で取引されている。取引時間中に上昇へ転じたが、売りに押され再び下落へ転じた。

連休中にAI関連の悪材料が相次いだ。台湾の半導体企業TSMCが過去最高の業績を発表したが、市場は通年の設備投資(CAPEX)拡大を今後の供給増加シグナルと受け止めた。現在の半導体市況は供給不足に伴う高い平均販売単価(ASP)に支えられて業績を上げているだけに、供給が増えれば価格の上昇基調と収益性が鈍化し得るとの懸念が織り込まれた形だ。

中国のAIスタートアップ、ムーンショット(Moonshot)が公開したオープンソース大規模言語モデル(LLM)「キミ(Kimi) K3」も投資心理を一段と冷却させた。少ないコストでも最先端のAIモデルを開発できるとの期待が広がり、米ビッグテックの大規模CAPEXが縮小する可能性への懸念が提起された。

同時刻のKOSDAQ指数は前営業日比37.89(4.79%)安の753.95で取引されている。安寄りした指数は取引時間中に下げ幅を広げている。外国人と機関がそれぞれ1489億ウォン、434億ウォンの売り越しだ。

この日の激しい売りに両市場で売りサイドカーが発動された。有価証券市場ではKOSPI200先物が5%以上下落した状態が1分以上続くと、KOSDAQ市場の売りサイドカーはKOSDAQ150先物が6%以上下落すると発動される。

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