歴史上最大規模の新規株式公開(IPO)で投資家の関心を集めた米国の宇宙・人工知能(AI)企業スペースXの株価が上場後初めて公募価格を下回った。

スペースXが公開したスターシップV3。/スペースXのX(旧ツイッター)

ロイター通信は15日(現地時間)取引時間中にスペースXの株価が前日終値比1.5%下落の134ドル(19万9000ウォン)を記録したと報じた。

これはスペースXの公募価格(135ドル)を下回ったということだ。先月12日上場以来の最安値である。

スペースXは公募当時、市場の大きな関心を集めた。公募価格135ドルで出発した株価は225ドルまでおよそ67%急騰した。

これに支えられ、企業価値も2兆6000億ドルまで拡大した。スペースXの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスクは人類初の「ジョーマンジャ(資産が1兆ドルを超える人)」という肩書を得た。スペースXは一時、アマゾンとマイクロソフトを抜いて時価総額ランキング4位にまで上昇したこともある。

しかしわずか1カ月で投資家の熱気が冷めた格好だ。証券街では株価下落の要因として、投資家の利益確定と人工知能(AI)投資に対する懸念、連邦準備制度(Fed・FRB)の潜在的な利上げ可能性などを挙げる。

キャピタルドットコムのチーフアナリストであるダニエラ・ヘイソンは「利益確定とバリュエーションの見直し、極端な強気ポジションの解消などが複合的に作用した結果だ」と説明した。

フォチュナ・インベストメントのジャスタス・パーマーCEOも「『部屋の中のゾウ』(誰もが知っているが目を背ける問題)は、株主の相当数が流動性を確保したいと考えており、この点が本質的に株価に下押し圧力を与えるということだ」と述べ、「今年このような流れがさらに多く表れるだろう」と語った。

一方、16日にはスペースXのスターシップが13回目の試験飛行に臨む。また来月の第1週には決算発表に臨む予定である。

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