最近の市場でサムスンバイオエピスが皮下注射(SC)製剤技術を確保し、Alteogenの競争力が弱まる可能性があるとの懸念が提起されるなか、ハナ証券は15日、サムスンバイオエピスの技術は米国ハロザイム(Halozyme)のSCプラットフォーム「エンハンズ(Enhanze)」を複製したバイオシミラーにすぎず、Alteogen(196170)の技術競争力には大きな影響はないと分析した。

同時に投資判断「買い(BUY)」と目標株価58万円を維持した。前営業日Alteogenの株価は27万9500ウォンだ。

AlteogenのCI。/News1

キム・ソナ・ハナ証券研究員は「『米国ハロザイム、国内Alteogenが使用中のヒアルロニダーゼとは異なる自社ヒアルロニダーゼを使用』したという記事により、市場の誤解があったようだ」と述べ、「Enhanzeバイオシミラーの登場でALT-B4の競争力が弱まるとの懸念が提起されたが、実際の内容は異なる」と語った。

キム研究員は、サムスンバイオエピスが出願したPCT特許(WO2026/142300、WO2026/142299)を根拠に、新たなヒアルロニダーゼを開発したのではなく、Enhanzeバイオシミラーを生産するための製造・精製技術を確保したものだと説明した。該当特許の代表的な請求項はタンパク質の製造および精製方法に関するものであり、新しい酵素を開発したのであれば、特定アミノ酸配列を有するタンパク質自体を請求すべきだということだ。

またサムスンバイオエピスも当該技術を別個のプラットフォーム事業へ拡大するというよりは、今後の新薬およびバイオシミラー開発過程でSC製剤を適用するための技術確保の次元だと明らかにした以上、Alteogenのようなプラットフォーム事業者と直接競合する構図ではないとの分析だ。

結局、重要なのはAlteogenのSC製剤の技術力だと指摘した。キム研究員は「AlteogenのALT-B4はハロザイムのEnhanzeに比べ、ユニット(unit)当たりでより多くの抗体を送達でき、保存安定性などでも強みがあり、製品差別化が可能だ」と述べ、「とりわけEnhanzeバイオシミラーを適用した製品が発売されたとしても、ALT-B4の物質特許が維持される間はパートナー企業が差別化された製品競争力を独占的に確保できることが利点だ」と分析した。

実際にEnhanzeを適用したダラツムマブ皮下注(Darzalex SC)とハーセプチン皮下注(Herceptin SC)は、ヒアルロニダーゼ2000ユニット当たり抗体120mgを送達する一方、ALT-B4を適用したキイトルーダ皮下注(Qlex)は同一酵素量で抗体165mgを送達でき、およそ37.5%高い送達効率を示すとハナ証券は説明した。

キム研究員は「下半期にはインタス(Intas)、サンド(Sandoz)などバイオシミラー開発企業を中心に関連開発成果が公開される見通しだ」と述べ、「むしろALT-B4の技術的優位を確認する契機となる可能性がある」と語った。

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