ハナ証券は13日、Sena Technologies(061090)について、フィジカル人工知能(AI)政策の追い風で下半期の株価見通しが明るいと述べた。投資意見は「買い(Buy)」、目標株価は8万ウォンを維持した。Sena Technologiesの前営業日の終値は4万5550ウォンである。

ハナ証券はSena Technologiesの推奨理由として、フィジカルAIに主眼を置く政府の3大メガプロジェクトにより大規模市場が開花している点を挙げた。加えてSena Technologiesは下半期にグローバル企業へ産業現場向け製品を供給する予定であり、これを起点に本格的なフィジカルAI企業として再評価され、急速なマルチプル拡大が可能だとみている。

また、顧客企業の需要増加とプロダクトミックスの改善が進行中であり、主要な売上先である北米に大規模な物流倉庫を確保したことから、関税およびコスト削減効果も期待できるとした。

Sena Technologiesは今年第2四半期の業績として売上高755億ウォン、営業利益180億ウォンを計上した。いずれも前年同期比でそれぞれ40%、128%の増加だ。

キム・ホンシク ハナ証券研究員は「当初予想を上回る大幅な業績改善だ」と述べ、「主要顧客企業の需要が増加し、主力であるモーターサイクリング向け製品の売上が前年比40%増の640億ウォンを記録し、高マージン製品を中心にプロダクトミックスが改善して売上総利益率も従来の40%台から50%台へと向上した効果が大きかった」と分析した。

下半期も業績の改善基調は続く見通しである。キム研究員は「まず製品特性上、春と秋が繁忙期であるため第3四半期も現在の業績が維持される可能性が高い」とし、「米国テキサスに組立ラインを兼ねる大規模物流倉庫を確保した点もポジティブで、売上の20〜30%が北米で発生するだけに製品の輸送費と関税の削減が可能となり、今回の売上総利益率の改善が一過性で終わらず長期的に続くと予想する」と分析した。

業績の成長に加え、政府の3大メガプロジェクトの影響でSena Technologiesの中核技術であるメッシュネットワーク市場が本格的に開花するとの期待が高まっている。

政府は2030年までにグローバルロボット3強、フィジカルAI1強を目標にフィジカルAI 3M戦略を提示した。これにより、業種別AIロボットを毎年1000台以上現場に普及し、大規模なヒューマノイドロボットの量産ラインを構築する予定である。

キム研究員は「ロボットが投入される作業現場の特性を考慮すればメッシュ技術は不可欠だ」とし、「Sena Technologiesは下半期を目標に産業現場向けメッシュ製品の大量供給を協議中であり、今後Sena Technologiesがロボット間通信でシェアを拡大するきっかけになり得る」と説明した。

続けて「既存のモーターサイクル向け製品によって業績自体は安定的に維持されているだけに、小さな契機で株価の急騰は十分に可能だ」とし、「下半期のフィジカルAI製品の供給開始がマルチプル・リレーティングの契機になると判断する」と述べた。

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