急落したKOSPIを示すハナ銀行本店ディーリングルームの電光掲示板に、KOSPIなどの終値が表示されている/News1

最近、KOSPIが一日に数百ポイント単位で上下する極端なボラティリティを示すなか、上昇に賭けるレバレッジ型と下落に投資するインバース型の商品取引が上場投資信託(ETF)市場で同時に急増している。相場の方向性を予測しにくい地合いが続き、短期売買の需要が双方向の商品に同時に集まっている格好だ。

12日、韓国取引所によると、今月に入りETF出来高の上位にはレバレッジとインバース商品が並んで名を連ねている。KOSPI200の下落に投資するインバースETFはもちろん、サムスン電子とSKハイニックスを基礎資産とする単一銘柄レバレッジETFも取引が大きく増えた。

これは最近の株式市場が取引時間中に急騰落を繰り返している影響とみられる。今月に入りKOSPIは取引時間中に数百ポイントずつ上下する相場が続いている。一部の営業日には日中の変動幅が700ポイントを上回る場面もあった。

市場では、方向性よりもボラティリティ自体が拡大した分、上昇か下落か一方にだけ賭けるより、短期の値ざやを狙った売買が同時に増加したとみている。実際、今年上半期の強気相場ではインバースETFが出来高上位を主導していたが、最近は単一銘柄レバレッジ商品まで上位に食い込み、様相が変わった。

とりわけ5月末に上場した単一銘柄レバレッジETFの取引が急速に増加し、市場のボラティリティを高める可能性があるとの懸念も提起されている。レバレッジETFは目標収益率を達成するために取引終了前に基礎資産を追加で売買するリバランスを実施するが、株価が上がれば追加で買い、下がれば追加で売る、いわゆる「ショートガンマ(Short Gamma)」構造を持つため、ボラティリティを拡大しうるためだ。

金融当局も単一銘柄レバレッジ商品が市場に与える影響を点検している。市場では、当面はサーキットブレーカーやサイドカー発動が繰り返されるほどの高いボラティリティが続く場合、インバースとレバレッジETFを中心とした短期売買も当面継続する可能性が大きいとみている。

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