Sangsangin Investment & Securitiesは9日、ハンファオーシャンについて、2四半期の業績が市場期待を上回ると展望した。ただしカナダの潜水艦事業(CPSP)受注不発により海外特殊船事業のプレミアムを引き下げ、目標株価を従来の17万円から13万円へ下方修正した。前日のハンファオーシャンの終値は8万2000ウォンである。
イ・ソヨンSangsangin Investment & Securities研究員は、ハンファオーシャンの2四半期連結ベースの売上高を4兆9523億ウォン、営業利益を5506億ウォンと予想した。前年同期比でそれぞれ50%、48%の増加水準で、市場コンセンサス(期待値)を上回る実績である。
好業績の背景としては、海洋部門の一過性売上と為替効果を挙げた。契約条件上、在庫資産として認識されてきたP-79 FPSOが引き渡し時点に達し、約1兆5000億ウォン規模の売上が今四半期に一時反映される見通しだ。これに、ウォン・ドル相場が前四半期より34ウォン上昇した点も、収益性改善にプラスに働くと分析した。
商船部門の収益性改善も続くと見た。受注年度別の売上比重が改善し、一過性要因を除いた商船の営業利益率(OPM)は前四半期より1.1%ポイント上昇する見通しだ。
ただし目標株価は引き下げた。カナダ次世代潜水艦事業(CPSP)の優先交渉対象者にドイツ企業が選定され、ハンファオーシャンの大規模な海外潜水艦受注期待が弱まったためだ。
同研究員は「カナダ潜水艦事業の結果を受け、ハンファオーシャンが特殊船の競争力を理由に享受してきたバリュエーション・プレミアムを一部調整した」と述べ、「米国の艦艇事業モメンタムに空白が生じ、短期の株価を支えるイベントが消えた点は残念だ」と語った。
ただしタイやエストニアなど海外の艦艇事業機会は依然として残っていると評価した。研究員は「今後、海外艦艇プロジェクトの受注が可視化すれば、特殊船部門の固定費負担を減らすことができる」とし、「短期の調整にもかかわらず、商船の売上ミックス改善と高水準の為替相場を背景にしたファンダメンタルズ改善が続く分、株価は漸進的に回復できる」と展望した。