ウリィ金融持株がTongyang Life Insuranceを完全子会社として編入するため訂正有価証券届出書を提出したなか、金融監督院はウリィ金融が最近実施した株主懇談会の内容を重点的に精査している。株式交換に不満を抱くTongyang Life Insuranceの少数株主に趣旨が十分に伝わったかを確認するためである。Tongyang Life Insuranceの少数株主は今月の株主総会後にウリィ金融を相手取り法的対応に乗り出す計画であり、編入過程での対立が続く見通しだ。
9日金融業界によると、金融監督院は3日ウリィ金融が訂正して提出した有価証券届出書の内容を確認している。金融監督院は先月ウリィ金融が実施した懇談会でTongyang Life Insuranceの少数株主に十分な説明が行われたかを点検したうえで、来週初めまでに追加訂正の必要性を判断する方針だ。
ウリィ金融は2026年4月24日に取締役会を開き、Tongyang Life Insuranceとの包括的株式交換を決定したと公示した。現在ウリィ金融のTongyang Life Insurance持株比率は75.34%で、100%子会社として編入しようとしている。株式交換比率はTongyang Life Insurance1株当たりウリィ金融持株普通株0.2521056株であり、交換価額はウリィ金融3万4589ウォン、Tongyang Life Insurance8720ウォンに定められた。
Tongyang Life Insuranceの少数株主は、提示された株式交換価額(8720ウォン)と株式買取請求価額(8505ウォン)が大株主の取得価格(1万562ウォン)に比べ低いとして不満を示してきた。金融監督院はTongyang Life Insuranceの少数株主から関連の民願(苦情)が継続的に寄せられたことを受け、ウリィ金融に追加の株主懇談会を提案したと伝えられた。
これに対しウリィ金融は先月追加の懇談会を開き、株式交換価額の算定手続きなどについて説明した。あわせて株式買取請求価額を従前より10%引き上げた9356ウォンに設定した。
ウリィ金融は24日に臨時株主総会を経て翌月11日に株式交換を完了し、同月末の新株発行を通じてTongyang Life Insuranceの上場廃止手続きを完了する計画だ。当初の日程に沿って編入手続きを終えるため、株式買取請求価額まで引き上げるなど速度を上げる様相である。
Tongyang Life Insuranceの少数株主は今月24日の株主総会後、ウリィ金融が推進中の新株発行を阻止するため仮処分申請を進める計画だ。Tongyang Life Insuranceの少数株主20余名は法律事務所などと接触し、裁判所に提出する仮処分申請書の内容を具体化しているとされる。これらの株主は、株式買取請求の算定方式をはじめ、ウリィ金融のTongyang Life Insurance子会社編入の過程が少数株主に不利に働いているとの主張を裁判所に伝える計画だ。