国富ファンドの韓国投資公社(KIC)が海外投資拠点を日本へ拡張した。2024年にインド・ムンバイ事務所を開設してから約2年ぶりに日本の東京に支社を新設した。日本とアジア・太平洋地域の資本市場の変化を把握する戦略的拠点の役割を担う見通しだ。
7日、KICは日本の東京に海外支社を設立したと明らかにした。東京支社はニューヨーク(2010年)、ロンドン(2011年)、シンガポール(2017年)支社とサンフランシスコ(2021年)、ムンバイ(2024年)事務所に続くKICの6番目の海外拠点で、東京の金融中心地である丸の内に位置した。
KICは東京支社を前面に、アジア・太平洋地域を基盤とするグローバル投資の能力強化に乗り出す方針だ。日本は国内総生産(GDP)基準で世界4位(2025年IMF)の経済大国で、近年は賃金と物価、企業利益がそろって改善し、経済全般で構造的な回復局面を示している。
東京支社は株式・債券などの伝統資産と、プライベート・エクイティや不動産などのオルタナティブ資産を網羅する投資拠点として運営される見通しだ。現地でのみアクセス可能な投資機会を発掘すると同時に、韓国の金融機関との情報交流および協力を強化するハブの役割も併せて担う予定だ。
パク・イルヨン社長はこの日、東京支社の開所式に出席し「東京支社は日本とアジア・太平洋地域の資本市場の変化を素早く把握する戦略的拠点として役割を果たす」と述べ、「現地の運用会社や金融機関、投資対象企業と意思疎通し、優良な投資機会を発掘する」と語った。
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