SKハイニックスが人工知能(AI)向けメモリー需要の拡大とメモリー価格の強含みを追い風に、今後2年間にわたり業績の改善基調を続けるとの見方が出ている。NH投資証券は2日、SKハイニックスの営業利益見通しを大幅に上方修正し、目標株価を従来の320万円から410万円へ引き上げた。

投資判断は「買い(Buy)」を維持した。前営業日終値は256万円である.

SKハイニックス清州事業場の全景。/SKハイニックス提供

リュ・ヨンホNH投資証券研究員は、足元のメモリー価格上昇の流れが下半期も続くと見通した。これに伴い今年と来年の業績見通しも上方修正した。SKハイニックスの2026年の営業利益は289兆4000億ウォンで前年比513.1%増加し、2027年には470兆ウォンでさらに62.5%伸びると予想した.

リュ研究員は「足元のメモリー価格の上昇基調が下半期もポジティブに続くと予想される」と述べ、「2027年のDラム(DRAM)平均販売価格(ASP)と高帯域幅メモリー(HBM)価格はそれぞれ25.3%、47.5%上昇し、NAND価格も29.7%上がると仮定した」と説明した.

バリュエーションの妙味も健在だと評価した。現在SKハイニックスは今後12カ月の予想業績ベースで株価収益率(PER)6倍水準で取引されており、これはマイクロン(7.9倍)とサンディスク(12.6倍)より低い水準である.

10日に予定される米国ADR(米国預託証券)上場も株価の再評価要因として挙げた。会社は最近、1779万株(2.5%)規模の新株を発行しADRを上場する方針を正式化した。調達資金は設備投資に投入する予定で、キャッシュフローの改善を通じて今後の株主還元の原資として活用される可能性もあるとの分析である.

リュ研究員は「今回の上場を通じて海外投資家のアクセス向上とバリュエーションの見直しを期待する」と述べ、「ADR発行による新規調達資金は設備投資に投入予定で、資金調達に伴うキャッシュフローの改善は今後の株主還元の原資として活用される可能性も高い」と語った.

第2四半期の業績も市場予想を上回ると見込んだ。NH投資証券はSKハイニックスの第2四半期売上高を85兆3000億ウォン、営業利益を66兆2000億ウォンと試算した。第1四半期の販売戦略により低調だったNAND事業が正常化し、DRAMとNANDの双方で価格と出荷量が改善することで、業績を押し上げると予想した.

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