KOSPIが5%台まで急落後に下げ幅を縮小し、8000台を回復している。外国人の強い売り越しに対し、個人と機関がそろって買い越しに動き、指数の下げ幅を縮小している格好だ。
12日午前11時9分時点でKOSPI指数は前営業日比191.15ポイント(2.3%)下落し、8110台で推移している。
前営業日より4.46%安い7933.10で始まったKOSPIは、寄り付き後に一時下げ幅が5%を超えて売りサイドカーが発動した。その後、午前10時から再び反発局面に入り、8000台の上で一進一退となっている。
有価証券市場で外国人投資家は3兆8000億ウォン超を売り越している。個人と機関はそれぞれ2兆4000億ウォン超、1兆3000億ウォン超を買い越し、外国人の強い売りを弱めている。
KOSDAQ市場は下げ幅がやや拡大している。前営業日比24.82ポイント(2.67%)安の904.53で取引を開始したKOSDAQは、午前11時9分時点で3.4%安の897.68を付けている。KOSDAQ市場でも外国人が3000億ウォン超を売り越す一方、個人が3000億ウォン超の買い越しで対応している。
有価証券市場の時価総額上位銘柄のうち、サムスン電子とSKハイニックスは前営業日比でそれぞれ4%台、5%台の下落となり、寄り付き直後より下げ幅がやや縮小している。
前夜の米国株式市場は、AIインフラ投資の減速懸念が広がり、半導体セクターを中心に売りが続いた。
ブルームバーグは、Meta(メタ)が自社AIデータセンターの余剰コンピューティング資源を外部企業に販売するクラウド事業を推進中だと報じた。
Meta(メタ)はAIデータセンター構築に大規模投資を断行する中核企業であるだけに、今回の事業推進がAIインフラ投資のペース調整につながりうるとの市場の不安が高まったとみられる。
過去に米国のサブプライムローン危機を予見した投資家で映画『ビッグ・ショート』の実在モデルであるマイケル・バリーが半導体株で空売りポジションを取ったという報も、米国と韓国の半導体株下落に影響を与えたとみられる。
6月30日(現地時間)のCNBCなど海外報道によると、マイケル・バリーはサムスン電子とSKハイニックスなど韓国メモリー企業の大規模投資計画に言及し、「今日の株価上昇の直接的な原因は韓国で発表された大規模支出だ」としつつも、「これを『終末の始まり(beginning of the end)』とみており(バブルがはじけるのは)もはや時間の問題にすぎない」と述べた。