釜山機張郡に位置するアナンティコーブの全景。/アナンティ提供

この記事は2026年7月1日15時51分にChosunBiz MoneyMove(MM)サイトに掲載された。

ホテル・リゾート運営会社のアナンティが600億ウォン規模の新規資金調達を進める。私募型転換社債(CB)を発行する方式で、調達資金を活用して済州のホテル・リゾート開発に弾みをつける方針だ。

1日、投資銀行(IB)業界によると、アナンティは最近、私募CBの発行を決定し、機関投資家との接触を本格化した。発行規模は500億〜650億ウォンで、すでに一部の機関投資家と交渉を進めていると伝わっている。

アナンティはこれまでリゾートの新規開発などを推進し、CB発行による資金調達を継続してきた。「アナンティ南海」の開業を前にした2005年に初のCBを発行したのを皮切りに、2024年までに計6回のCBを発行した。

CBは発行会社の株式に転換できるオプションが付与された社債である。株式転換権を付与する代わりに利息費用を抑えられる有用な手段とされる。実際にアナンティは表面利率0%を提示したと把握されている。

同社はCB発行資金を活用し、済州島ミョサンボン観光団地内のゴルフ場・リゾート開発を加速することにした。あわせて京畿道チョンピョンに「レイク・ド・アナンティ・コード」(仮称)という新規リゾートの開発にも着手する方針だ.

投資家の関心は高いとみられる。業績の空白と経営陣の司法リスクなどが重なり、株価の低迷が続いてきたとの判断からだ。済州島ミョサンボン観光団地の開発後に前受金が流入するなど、業績改善への期待も大きい。

国内外の観光市場の回復傾向とプレミアムリゾート需要の増加もアナンティにとって追い風とされる。同社が2024年7月に発行した500億ウォン規模の第6回CBは、3月をもって全額が普通株に転換された。

IB業界のある関係者は「アナンティの事業構造はリゾートの開発・分譲と運営が中核で、済州島リゾートの分譲が始まれば業績は大きく改善する見通しだ」と述べ、「すでに投資を確定したところもあると承知している」と語った。

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