30日、ソウル・中区のハナ銀行ディーリングルームの電光掲示板にKOSPIとSKハイニックス、サムスン電子の終値が表示されている。/ News1

世界最大の資産運用会社であるブラックロックは、韓国と台湾の株式における投資リスクが高まっていると診断した。人工知能(AI)関連企業への偏重が株式市場を揺さぶり得るためだ。

ブラックロックは30日(現地時間)、AI関連企業への偏重が強まっているとして、新興国株式に対する投資判断を「オーバーウェイト(overweight)」から「ニュートラル(neutral)」へ引き下げた。今回の投資判断引き下げは、先週のハイテク株急落と米連邦準備制度(Fed・FRB)のタカ派姿勢強化観測を受けて、新興国株式市場が3月初以来の最大の週間下落率を記録した後に出た。

とりわけ韓国と台湾のようにAI関連企業の比重が大きい市場でリスクが高まったとブラックロックは警告した。ブラックロックは「複数の市場が同一のAIバリューチェーンに結び付いている場合、単純な地域分散投資だけでは集中リスクを低減できない」とし、「このような集中リスクを反映し、新興国株式全般に対する投資判断を引き下げた」と説明した。

米国株式についてはオーバーウェイトの見解を維持した。ブラックロックは「AIに関する幅広い投資機会を米国のテクノロジー株を通じて確保したい」とし、「最終的な勝者はまだ定まっていないが、多くは米国から出る可能性が高い」と評価した。

このほか、ユーロ圏の短中期国債に対する投資判断も「ニュートラル」から「オーバーウェイト」へ引き上げ、長期米国債は「アンダーウェイト」の見解を維持した。

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