海外株に投資する個人投資家が史上最大規模で新規株式公開(IPO)したスペースXの上場直後に大規模な純買いに動いたが、株価が下落するとスペースXを売却し、資金を再び半導体業種へ移したことが分かった。
28日韓国預託決済院によると、個人投資家が先週(22〜26日)に米株式市場で最も多く純買いした銘柄は、米フィラデルフィア半導体指数を3倍で追随する「속슬」(DIREXION DAILY SEMICONDUCTORS BULL 3X SHS ETF)だった。この期間、当該銘柄に対する海外株投資家(いわゆる「西学アリ」)の純買い規模は6億2767万ドル(約9639億ウォン)に達した。
次いで海外株投資家の資金が多く集まった銘柄は半導体企業マイクロンで、3億125万ドルを純買いした。ポートフォリオにサムスン電子とSKハイニックスが組み入れられた「ラウンドヒル・メモリーETF」(2億0849万ドル)とインテル(1億3406万ドル)が後に続いた。海外株投資家の資金が大挙して半導体に集中した格好だ。
わずか1週前までは、海外株投資家の資金は12日に米ナスダック市場に上場したスペースXに集中していた。スペースXが上場した12日から22日まで、韓国の個人投資家はスペースXを19億4960万ドル純買いした。この期間、海外株全体の純買い規模で1位を記録した。
しかし株価が急落すると雰囲気が変わった。公募価格135ドルで市場に入ったスペースXは、上場当日に19%急騰し、15〜16日にも上昇して200ドルを突破した。しかしその後株価が急落し、26日には153ドルへと大きく下がった。
スペースXが上場で莫大な資金を調達しながらも、さらに社債を発行する計画を発表すると、投資心理が大きく萎縮した。
スペースXの株価が急落すると、投資家はこれを売却する一方で再び半導体株への投資に向かう様子だ。特にマイクロンが23日に市場予想を上回る業績とガイダンスを発表すると、半導体業種へ投資資金が大挙して移動した。