金融監督院が韓国銀行と今月初めから共同で進めてきた銀行の外為検査を終えた。金融監督院は現在、検査結果を踏まえ制裁の是非の検討に入ったとされる。金融監督院は今回の検査で、投機性のオフショア無配当先物為替(NDF)取引によって為替相場の攪乱があったかを重点的に精査したと伝えられている。

25日、金融当局によれば、金融監督院は今月7日から韓国銀行と進めた銀行の外為検査を終え、結果を検討している。追加検査の可否は決まっておらず、違反事案が判明した場合は制裁手続きに入る見通しだ。

ソウル汝矣島の金融監督院の様子。/News1

今回の検査は、外国系銀行を中心に、不当な利益を得るか、または第三者に不当な利益を得させる目的で外国為替の相場を変動または固定させる行為などがあったかを点検する目的で実施した。価格を変動させようとする意図で、特定時点に顧客の注文より大きな規模で行った一方向の取引などが確認対象である。

金融監督院は、銀行で行われたNDF取引に関する内容を主に精査したとされる。NDFは、実際のウォン取引なしに将来の特定時点の約定為替レートと満期時点の実勢為替レートの差額のみをドルで清算するデリバティブである。ウォンを直接保有しなくても為替レートが上がるか下がるかに投資できるということだ。韓国銀行は、当該取引により為替レートの変動性が拡大し得ると判断している。NDF取引は外為当局の規制を受けないため、為替レートの変動性を抑えるための措置を回避できる。

検査が始まった当時の今月8日、ソウルの外国為替市場で米ドルに対するウォン相場は、世界的金融危機当時の2009年3月6日(1590ウォン)以来で最も高い1555.2ウォンで取引を開始した。その後、外為当局の口先介入などで1535ウォンで取引を終えた。金融監督院の関係者は「銀行の外為検査を終え、手続きに沿って制裁の有無を検討する」と述べた。

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