SKハイニックスがサムスン電子普通株基準の時価総額を初めて上回った翌日、KOSPIが10%近く急落し、1カ月前の関連レポートが再び脚光を浴びている。当時のレポートでSKハイニックスのサムスン電子時価総額追い抜きを強気相場終了シグナルの一つとして言及していたハナ証券のイ・ジェマン研究員は「短期過熱シグナルであることは確かだが、強気相場の終了と見るのは難しい」と明らかにした。
24日韓国取引所によると、前日KOSPIは前営業日比9.99%下落の8204.06で取引を終えた。取引時間中にはサーキットブレーカーが発動された。最近の株式相場の上昇をけん引してきたサムスン電子とSKハイニックスもそれぞれ12.31%、12.47%急落した。
これに先立ちSKハイニックスは22日終値基準で時価総額2080兆ウォンを記録し、サムスン電子普通株の時価総額(2066兆ウォン)を初めて上回った。これにより、イ研究員が先月のレポートで言及した「SKハイニックスの時価総額がサムスン電子を追い抜く場合が強気相場終了のもう一つのシグナル」という文言も改めて注目されている。
イ研究員は本紙との通話で「終了には非常にさまざまなシグナルがある」とし「そのシグナルの一つがハイニックスのサムスン電子逆転だった」と語った。
イ研究員は「利益規模がやや小さいハイニックスがサムスン電子の時価総額を上回るのは一つの短期過熱シグナルだと考えた」とし「そのような形が現れれば指数が調整を受ける可能性があると考えていた」と説明した。
ただし強気相場が終わったと解釈するのは行き過ぎだと一線を画した。
イ研究員は「強気相場の終了だと申し上げるのは難しいと思う」とし「半導体利益が頭打ちになるというデータはまだ見つけにくい」と語った。続けて「短期調整シグナル程度だと考える」と付け加えた。
とりわけ前日の急落についても「10%下がるのは過熱解消というよりほとんどパニック売りに近い」とし「価格調整はいくぶん一段落する可能性があるが、反発を作るには業績というトリガーが必要だ」と診断した。
今後の市場の方向も半導体業績が左右すると見通した。イ研究員は「期間調整から脱するには結局業績で証明しなければならない」とし「マイクロンやサムスン電子など主要半導体企業の業績発表が重要になる」と述べた。