24日、KOSPI指数が前日の暴落を乗り越え急反発に成功し、8400ポイントを回復した。場中に上昇と下落を行き来する歴代級のボラティリティ相場が展開され、「韓国型恐怖指数」と呼ばれるVKOSPIが史上最高値に跳ね上がる場面もあった。
KOSPI指数は前営業日比267.18ポイント(3.26%)高の8471.02で取引を終えた。152.95ポイント(1.86%)高の8356.79で寄り付いたKOSPIは、序盤に上昇幅を3%前後まで広げた後、午後に入って1.5%近く下落し8000台を脅かした。その後、上昇・下落への転換を繰り返し、午後2時から上昇基調が次第に強まり、8470台で取引を締めくくった。
市場の極度の恐怖と変動性は指標にもそのまま表れた。この日、韓国取引所によるとKOSPI200ボラティリティ指数(VKOSPI)は、場中に前営業日比6.11ポイント(6.83%)高の95.13まで急騰し、過去最高水準を記録した。
VKOSPIは今後の市場変動性見通しを指数化した指標で、通常は70〜80台以上で政策対応期待より恐怖心理が優位となるパニック相場と評価される。前日にKOSPIが9.99%急落し史上最大の下げ幅を記録した影響が、この日の場中の下落転換過程で極大化したとみられる。
投資主体別では、海外投資家の売り攻勢の中でも個人と機関の両輪の買いが変動性相場を下支えした。有価証券市場で個人と機関はそれぞれ2兆9000億ウォン、2兆1000億ウォンを順買いした一方、海外投資家は5兆1000億ウォンを順売りした。
時価総額上位銘柄は一斉に上昇した。前日に急落した半導体大型株の反発が指数の再上昇を主導した。サムスン電子は前営業日比3万500円(9.94%)高の34万500円で取引を終え、SKハイニックスも2万5000ウォン(0.98%)高の258万ウォンで引けた。サムスン生命、サムスン物産、サムスンバイオロジクス、斗山エナビリティ、SKなど主要大型株も上昇して終えた。
KOSDAQ市場もKOSPIと同様に午後にかけて大きな変動を経た末、前営業日より2%上昇して取引を終えた。この日のKOSDAQ指数は前営業日比17.79ポイント(2%)高の909.31で引けた。
KOSDAQも場中の下落転換と上昇転換を繰り返して荒れたが、機関が買いを強める中で910台を回復した。KOSDAQ市場で機関は3400億ウォンを順買いし、個人投資家が投じた3600億ウォン相当の順売りを受け止めた。
先に引けたニューヨーク株式市場は、アジアの半導体株急落の余波が遅れて織り込まれ、主要3指数がそろって下落した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は1.4%下げ、ナスダックとダウ工業株30種平均もそれぞれ2.2%、0.1%下落した。
とりわけマイクロン(-13.2%)とサンディスク(-13.7%)など主要半導体企業の株価が暴落したこと、さらにマイクロンの業績および米国個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えた警戒感が、韓国株式市場の場中の変動性を高める要因になったとみられる。
韓国株式市場のアナリストは、今回の反発を前日の過度な暴落に伴うテクニカルな買い流入とみる一方、短期的なもみ合いは続く可能性があると分析した。
ハン・ジヨン、キウム証券研究員は「現在、半導体株は人工知能(AI)投資の持続可能性、メモリー価格の上昇見通しなど中期的な成長ストーリーは有効だが、短期的には株価水準への負担圧力に直面している」と述べ、「韓国株式市場は米国市場の半導体株急落懸念を前日に先取りして織り込んだとの見方が広がる中、テクニカルな買いが流入し、前日の暴落分を取り戻していく」と説明した.