19日、場中に9300ポイントを上回ったKOSPI指数は小幅安で取引を終えた。指数が史上最高値を記録すると利益確定の売りが噴出した影響だ。ただし下げ幅は大きくなかった。人工知能(AI)需要に支えられた半導体スーパーサイクルにより、韓国株式市場の強力な上昇ラリーが続くとの期待が根強いとみられる。

一方、半導体など一部銘柄に資金が集中し、KOSDAQ市場は下落して引けた。3%超の急落となったKOSDAQ指数は1000ポイントを割り込んだ。

19日午前、ソウル中区のハナ銀行本店ディーリングルームの様子。寄り付き直後、KOSPI指数は9300台を突破し史上最高値を更新。/News1

KOSPI指数は前営業日比11.42ポイント(0.13%)安の9052.42で取引を終えた。直近6営業日連続で上昇したKOSPI指数は7営業日ぶりに調整を受けたが、買い資金の流入で9000の大台を維持した。

上昇して始まったKOSPI指数は午前に9385ポイントまで上げ、史上最高値をさらに更新した。サムスン電子は場中に38万ウォンまで上昇し、SKハイニックスは289万ウォンを上回った。有価証券市場の時価総額上位銘柄のうち、SKスクエア、サムスン電機、サムスン生命、サムスン物産などが一斉に場中の史上最高値を更新した。

前日、米国株式市場がハイテク株中心に急騰し、韓国株への投資心理も大きく改善した。米国とイランの戦争が終結したなか、ドナルド・トランプ米国大統領がアップルとインテルの半導体生産協力を強調し、インテルが11%急騰した。マイクロンも8%超上昇し、半導体セクターを中心に追い風が吹いた。

KOSPI指数が力強い上昇を示し、午前時点で韓国の株式市場全体の時価総額は史上初めて8000兆ウォンを突破した。サムスン電子とSKハイニックスの合算時価総額だけで4000億ウォンを上回った。

しかし正午以降は上げ幅が縮小し、指数は下落に転じた。指数が急騰したことで投資家の利益確定意欲が高まったとみられる。KOSPI指数は8830台まで押される場面もあったが、買いが入り下げ幅を回復しながらもみ合った。

有価証券市場では個人が買い越した一方、外国人と機関は売り優勢だった。ただし外国人はKOSPI200先物市場では買い越した。

KOSDAQ指数は34.34ポイント(3.43%)安の966.59で取引を終えた。KOSDAQ指数は場中に5%超下落する場面もあった。半導体中心のKOSPI上昇ラリーが続いているものの、KOSDAQ市場の蚊帳の外は深刻化しているとの評価だ。

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