KOSPI指数が16日に上昇して寄り付き、9000ポイントを目前にしている。
前日、米国とイランが終戦に関する了解覚書(MOU)を締結したという知らせを受け、ニューヨーク株式市場が一斉に上昇して引けたことで、韓国株式市場の投資心理にも追い風が吹いていると分析される。
この日KOSPI指数は前営業日比150.57(1.76%)ポイント高の8696.55で寄り付いた。
寄り付き直後の有価証券市場では、個人が2000億ウォンを純買い越す一方、外国人と機関がそれぞれ約600億ウォン、約1300億ウォンを純売り越している。
前日の米国株式市場が一斉に上昇して引けたことで、韓国株式市場でも中東地域の地政学的リスク緩和に伴い投資心理が回復する様相だ。
米国のドナルド・トランプ大統領とJD・バンス副大統領、イランのモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長は、終戦交渉の妥結を発表した前日に了解覚書(MOU)へ電子方式で署名したと伝えられた。
ダウ工業株30種平均は前日比0.92%上昇し、史上最高値を更新した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数も1.66%、ナスダック総合指数は3.07%それぞれ上昇した。
国際原油価格も3カ月ぶりの安値に下落した。ICE先物取引所で国際指標である8月渡しブレント原油先物の終値は1バレル=83.2ドルとなり、前営業日比4.9%下落した。ニューヨーク商業取引所での7月渡し米国産ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物の終値も1バレル=80.75ドルで4.8%下落した。
米国債利回りとドルも軟調だった。政策金利と連動する2年物国債利回りは0.02%ポイント低下の4.06%水準で取引された。主要6通貨に対する米ドルの価値を示すドル指数は0.13%以上下落の99.36を示した。
前日の米国株式市場では、最近株価が調整を受けていた人工知能(AI)チップ関連銘柄が上昇基調を示した。
メモリー半導体メーカーのマイクロンが10.84%上昇した。ウエスタンデジタル(16.1%)、サンディスク(6.45%)、シーゲイト(9.43%)、エヌビディア(3.54%)なども上昇基調だ。宇宙・航空企業スペースXも19.6%の急騰で引けた。
有価証券市場の時価総額上位銘柄では、サムスン電子とSKハイニックスが午前9時3分時点で前営業日比1.93%、4.11%とそれぞれ上昇基調を示している。