KB証券は15日、人工知能(AI)スマートフォンの普及に伴うiPhone向け部品需要の増加とAI半導体用基板事業の高成長が本格化すると展望した。同時に投資判断は「買い(BUY)」、目標株価は200万円を維持した。前営業日LGイノテックの終値は103万6000ウォンである。

LGイノテックのロゴ。/LGイノテック提供。

キム・ドンウォンKB証券リサーチ本部長は「2026〜2028年のiPhone戦略の変化に伴い、AI Siriエコシステム拡大の最大の受益が期待される」と述べ、「高度な光学技術を保有するLGイノテックは、シェア拡大と平均販売価格(ASP)上昇の効果を同時に享受するだろう」と分析した。

とりわけiPhone Pro(プロ)シリーズ以上の出荷比重拡大が光学ソリューション事業の成長につながると見込んだ。アップルがAIエージェントのエコシステム拡大に向けて攻撃的なシェア拡大戦略を推進しており、カメラモジュールなど高付加価値部品の需要が増加するという説明である。

AI半導体用基板事業も新たな成長ドライバーに挙げられた。キム研究員は「供給者優位の市場へ転換したSOCAMM2、GDDR7向けAI半導体基板とサーバー用FC-BGA基板が、中長期の業績改善の中核軸として浮上している」と評価した。

特に長期供給契約(LTA)により業績上昇が続くとみた。キム研究員は「米国の主要顧客企業による投資費支援とLTA締結が相次いでいる」とし、「現在、4社以上の米国大手顧客の要請によりサーバー用FC-BGAの新規増設も推進中だ」と説明した。

これによりキム本部長は、今年のLGイノテックの営業利益が前年比96%増の1兆3000億ウォンになると展望した。2027年の営業利益も1兆6000億ウォンと見込んだ。2四半期の営業利益は前年同期比18倍の2028億ウォンで、市場期待値1460億ウォンを上回るとみた。

キム研究員は「光学ソリューションとパッケージソリューション事業がAIインフラ・エコシステムの中核部品事業として再評価されているうえ、iPhone向け光学ソリューションの出荷量も市場予想を継続的に上回っている」と述べ、「これは短期の業績改善を越え、利益体質の構造的変化を意味する」と語った。

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